ギラギラ眩しい夏の日差し!
ママたちは、肌への影響が気になる季節ですが、
子ども達は大丈夫?
昔は、太陽の下で元気一杯遊ぶのが子どもの正しい姿でしたが、
地球環境の変化から、紫外線の害が心配されるようになりました。
そこで「子育てコンビニ」は、
紫外線と紫外線対策について、調べてきましたよ〜!





紫外線基礎知識
出典:環境省・環境保健部「紫外線保健指導マニュアルー平成16年4月ー」
http://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_manual.html
紫外線ってどんなもの?

 UVカットとか、UV-AとかUV-Bというコトバ、よく耳にしますよね。UVは「Ultra Violet」の略、そう「紫外線」のことです。太陽から発せられる紫外線は、大気層で吸収されてしまうものがほとんどです。

UV-AとかUV-Bとかって?

 紫外線は、その波長によってA〜Cに分けられますUV-Cは地表には全く届きませんが、UV-AとBは、近年のオゾン層の変化により、増えてきているそうです。特に問題になっているのが、UV-B。これが、皮膚、目に悪影響を及ぼすといわれています。皮膚ガンの原因の一つといわれているのも、UV−Bです。
 日焼けサロンなどでは、UV-Bをカットし、UV-Aだけを照射しています。でも、UV-Aだって浴びすぎはいけないみたいですよ〜。

紫外線の害って?

 急性のものとしては、日焼け(サンバーン)のほか、免疫機能低下、それから、慢性のものとしては、ママが気になるお肌のシワやシミのほか、皮膚の良性腫瘍、前がん症(日光角化症+悪性黒子)、皮膚がん、それから白内障・翼状片、などがあげられていました。あ、でも、「紫外線にあたったら必ずこうなる」というわけではないですよ!害をあげてみると、こんなものがあるということです。
 でも、大人より子どものほうが影響を受けやすいという調査もあるようでやっぱり注意したいですよね。(詳しくは出典元の環境省・環境保健部「紫外線保健指導マニュアルー平成16年4月ー」を参照してくださいね!)

紫外線の強い季節と時間帯

 一日のうちでは正午ごろ、季節では6〜8月が最も強いそうです。また、標高が高いほど強くなります。これらの特に強い時間帯に気をつければ、そんなにドキドキしなくても大丈夫かも!過剰になりすぎず、注意していきたいものです。

赤ちゃんの日光浴はどうすれば?

 赤ちゃんには日光浴ではなくて外気浴が大事なので、5〜9月(紫外線の強い季節)はできるだけ赤ちゃんの散歩はできるだけ朝夕の時間帯で行ったほうがいいそうです。

紫外線から子どもを守るための対策は?

1. しっかりした生地の衣服をえらぶ
しっかりした縫い目・編目のもの、濃い色調のものまた、木綿、ポリエステル、木綿混紡の生地は紫外線防止の目的に適しているそうです。モチロン、皮膚を覆う部分は多いほうが防止効果はあがります。
2. 帽子をかぶる
オーストラリアなどではフラップが首や耳を保護するタイプの帽子も使用されています。日本の麦藁帽子などもつばが広くて効果的!
3. サングラスを利用する
紫外線防止効果のはっきり示されたものを選ぶことが大切。紫外線カットの不十分なサングラスはたくさんの紫外線が目の中へ侵入しかえって危険な場合も!ゴーグルタイプとまではいかなくても、顔にフィットした、ある程度の大きさを持つめがねをかけ、帽子をかぶることがすすめられます
4. 日傘を使う
5. 日陰を利用する
日陰であっても空気中に反射している紫外線を浴びるということは忘れないようにしてくださいね。
6. 日焼け止めクリームを上手に使う
乳児では「水で洗い落とし可能(ただし水遊び程度では落ちない)」タイプが便利。日本人の場合、十分は日焼け防止効果を得るための目安はSPF15(※)程度。

 7月、最も紫外線が強いときでもあり、プールや海・山へのお出かけも増える時期。正しい知識を持って、しっかりとケアしてあげたいですね!


出典:環境省・環境保健部「紫外線保健指導マニュアルー平成16年4月ー」
http://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_manual.html

※SPFとは
紫外線に曝露して2〜3時間後から翌日にかけて皮膚がうっすら赤くなります(紅斑)。この紅斑をもとにして、決められた日焼け止めクリームの紫外線防御効果(Sun Protection Factor)のことです。
(日焼け止めクリームを塗らなかったときの赤斑が現れるまでの紫外線量(時間))
=(日焼け止めクリームを塗らなかったときの紅斑が現れるまでの時間)×SPF

と計算することができます。

日焼け止めクリームのSPFは1平方センチあたいり2mg塗ったときの効果を表しているので、塗り方によっては十分な効果が得られない場合もあるので、決められた指示に従って使用することが大切です。

出典:環境省・環境保健部「紫外線保健指導マニュアルー平成16年4月ー」
http://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_manual.html
PAとは
SPFの指標となる紅斑はUV-Bによって起こりますが、UV-Aによっても皮膚の黒化が起こります。皮膚の黒化を指標としてUV-Aの防御効果を求め、求められたPFAを基に、PAという指標が作られています。日本の化粧品工業会分類では、PAは次の3段階です。
PA+:PFA2以上4未満・UV-A防御効果がある
PA++:PFA4以上8未満・UV-A防御効果がかなりある
PA+++:PFA8以上・UV-A防御効果が非常にある

出典:環境省・環境保健部「紫外線保健指導マニュアルー平成16年4月ー」
http://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_manual.html

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子育てコンビニでおなじみの
先生方からのアドバイス

マリ先生の健康アドバイス」のマリ先生にうかがいました!
Q.子どもの目の紫外線対策として、サングラスをするべきでしょうか?

A.子供が「まぶしさ」を訴える場合はほとんどが問題がありませんが、稀に眼の病気の時があります。特に眼に病気がない場合は私は子供にサングラスは必要ないと思います。
ころんだりして、サングラスが割れて怪我をする場合もあるでしょうし。子供は帽子の着用で十分だと思うのですが・・・。


助産師さんに質問!」の浅井先生にうかがいました!
Q.赤ちゃんのUVケアについて教えてください!

A.私個人としては公園などのお散歩や買い物ぐらいの生活紫外線はケアは基本的に必要ないと思いますが、ビーチや屋外のプール、長時間バギーにのせてのお散歩(TDLなどのテーマパーク)はケアをして未然に日焼けから防いだほうが良いかもしれません。特に肌が白い赤ちゃんは要注意ですね。

 赤ちゃんの場合日焼けというほど生やさしいものではありません。火傷の一つで、しっかり日焼けしたという情報は細胞のDNAに記憶されます。今では眼科の学会などにも紫外線が直接目に当たる機会が多ければ多いほど、老人になっての白内障にかかる罹患率が低年齢化(30代での報告もあったそうです。)するという報告がありました。うちの子供もビーチやTDLに行く時はサングラスをかけています。

 オーストラリアの小学校では休み時間に外に行く時でも、教室に常備している日焼け止め(SPF30以上)を塗り、首筋をおおうような帽子をかぶらないと外に出ることはできないそうです。

 サンスクリーンについては、成分的に少量なら口にいれても大丈夫なものも、赤ちゃんがなめやすい手首から下にはつけないほうが無難だと思います。
(以上は生活の木「Mid WifeあさいのEnjoy子育て!」より抜粋)

Q.オススメの紫外線対策グッズを教えてください!

A.はい、オススメの商品は首筋を守る帽子(フラップ付きキャップ)です。みかけはゴルフのキャディーさん帽子です。子どもは後ろの頚部が暑くなると熱中症になりやすいといわれています。一番脳に近い部分なので、逆にこの部分を冷やすと意識が戻ってきます。プールや潮干狩りなども最適です。

 あとサーフシャツをきて海に行くのも紫外線防止にはよいと思います。普通のTシャツだと重たくなるので、動きにくい深いところに行ってしまうと、着衣水泳状態なんです・・・・。

 サンスクリーンはどこのメーカーも似たり寄ったりで特にオススメの商品はありません。でもカーマインローションのようにほてったらラベンダーウォーターをシュシュと振りかけると冷却、鎮静作用があります。(アロマショップでありますラベンダーの精油を作る時に出来るお水です)


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紫外線関連リンク集

紫外線についての情報や、紫外線対策グッズ販売などのホームページを探してきました!
ご参考にしてみてくださいね〜。

※各ホームページのご利用は必ず個人の責任おいてお願いいたします。
※各ホームページの閲覧・利用によりトラブルがあった場合、ごめんなさい、「子育てコンビニ」では責任を負うことができません。

キッズラップ http://www.kidswrap.com/index.htm 紫外線についての知識はもちろん対策グッズの通販も
紫外線教育研究所 http://www.uv-edu.jp/ 紫外線の害等についてまとめられているサイト。
紫外線.com http://www.shigaisen.com/ 紫外線についてわかりやすく教えてくれます
EPOCHAL http://www.epochal.co.jp/ 子供用紫外線対策ウェア販売サイト。見つかりそうで見つからない子供用対策ウェアが沢山
Weathernews http://www.wni.co.jp/cww/index.html 通常の天気予報のほか、地域別の紫外線情報が得られます

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