●家庭内で事故がおこりうる場所と最もおこりやすい時期
・玄関・階段 6ヶ月頃〜3歳頃まで

・お風呂場 6ヶ月頃〜2歳頃まで

・台所 6ヶ月頃〜3歳頃まで

・リビング・室内遊具 0〜5歳頃まで

・ベランダ・庭 6ヶ月〜5歳頃まで

・洗面所・トイレ 6ヶ月過ぎ〜3歳頃まで

・門・駐車場  2歳頃〜6歳頃まで

・ベビーカー 0〜2歳頃まで

・子供用自転車 5歳頃〜


・くるま・チャイルドシート 0歳〜

・プール  1歳半頃〜

・道路  2歳頃〜




●家庭内で気をつけなければならないこと
●玄関・階段
くつクリーナー・脱臭剤などは乳幼児の手が届かない場所にしまう。
ドアが急に閉まらないようにドアクローザーなどをつけ、ちょうつがい部分は子どもの指がはいらないように覆う。
玄関の段差が大きいときはクッションになるものを敷き、玄関マットは滑り止めを敷く。
玄関にはカギをかけ一人で外に出られないように注意を。チェーンロックをかければ安心。
大人が靴を履いてから子どもに靴を履かせ、戸締りをしているときは子どもと手をつなぐ。
階段にはベビーゲートと滑り止めを。

●お風呂場
子どもだけの入浴は避け、親は子どもより先に浴室に入り、必ず子どもより後にでるように。
シャワーや蛇口はお湯を出す前に温度確認を。
乳幼児は蛇口に触らせないようにすること。
入浴時以外は、浴槽にお湯を残さない。
シャンプー、洗剤は高さ1m以上のところに置く。
浴槽の床に滑り止めをし、バスマットも滑り止めがついたものを。
●台所
包丁、キチンバサミ、洗剤、漂白剤、アルコール類、豆類、ポリ袋、ラップ類等が入った扉や引き出し、冷蔵庫は開けられないようにロックを。
ガス代の上のやかんの口は壁に向け、鍋のとっては手前に向けない。
オーブン、レンジ、トースター、炊飯器、ポットなどは手の届かないところへ。
プチトマト、冷凍ライチ、ぶどうなどは、細かく切って与える。
テーブルクロスは使用しない。使用する場合は固定すること。
●リビング
タバコ、灰皿は手の届かないところへ置く。
電池や化粧品、こまかいものなど、誤飲の危険があるものは手の届かない所へ置く。
低温やけどの危険があるため、ホットカーペットの上に寝かせない。
テーブルなどの角にはクッション材をつける。
コンセントは穴にピンなどを入れないよう、コンセントカバーなどで工夫を。
ビデオデッキなどはガラスキャビネットロックなどで開かないように。
おもちゃは鋭利でないか確かめる。
ビニール袋は片付けておく。
●ベランダ・庭
ベランダの柵の近くに踏み台になるようなものをおかない。
(植木鉢、ビールケース、ごみ箱、新聞雑誌の束 など)
ベランダの柵には目の細かいネットを張って落下事故を防ぐ。
ガーデニング用品、肥料、農薬、灯油などは、カギのかかるストッカーなどに保管する。
一人で簡単に出られないよう、窓にはサッシストッパーをつける。
ベランダのさくの上に植木鉢など、物を置く週間をつけない。
●洗面所・トイレ
洗濯機のまわりで踏み台になるものは片付ける。
洗面所のドアは閉めておく。
洗剤等は高さ1メートル以上のところに保管する。
シンク下の収納場所は扉をロックする。
洗濯機の中に赤ちゃんが潜ると窒息の危険もあるので注意する。
トイレのドアは外から解除できるようにしておく。
トイレのふたが開かないようにロックする。
洗濯機をつかわないときはコンセントを抜いておく。
バケツに水を入れたままにしない。
●門・駐車場(自宅)
子どもがひとりでは開けられないように門扉にはカギをかける。
車の出し入れは子どもが乗った状態で行なう。
リフト式駐車場では操作前に周囲をよく確認し、子どもが乗っていないか確かめる。
集合住宅のリフト式駐車場では、他の人がリフト操作することがあるので、日ごろからリフトに近寄らないように子どもに教える。
●ベビーカー
乳幼児を乗せているときは、そばを離れない。
ベビーカーのハンドルに重いものをかけない。
乳幼児を乗せたままフロントガードを掴んで持ち上げない。
ベビーカーの開閉時には子どもを回りに近づけない。
定員以上の乳幼児を載せない。
レールや道路の溝には、直角になるように進む。
上の子が小さい場合は、ベビーカーの端を持たせる。
●プール
プールサイドでは走らない。
ビニールプールで遊ぶときは大人が必ずそばに。
少し泳げる子でも溺れることがある。
定期的に日陰で休息を取り、熱中症対策を。日焼け止めクリームや水分補給も忘れずに。
自宅プールの場合、排水溝に吸い込まれる危険性がある場合は改善を。
●子供用自転車
・サドルに座り、両脚がしっかり地面に付く高さに調節する。
・ブレーキは子どもの握れる固さに。
・ライトは運転の負担にならないものを選ぶ。
・安全ヘルメットをかぶる。
・暗いとき自転車から見えやすいよう、反射板を多くつける。
・交通ルールを教える
●道路
子どもとしっかり手をつなぎ大人が車道側を歩く。
雨の日や夕方kら夜間は、白っぽく目立つ服装が良い。反射板グッズの利用も効果的。
雨の日の外出では、小さな子どもはレインコートの方が良い。

出典:『海外での子どもの事故防止と救急救命』 母子保健事業団

2005年2月号


この特集のイラスト画像は、ARTBOONさん、うぇぶ壁紙職人さんからお借りしています。