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取材レポート
わらべうたであそぼう!

月1回「わらべうたであそぼう!」という会もあります♪

2009年1月19日、すくすくひろばの2階で開催されている「わらべうたであそぼう!」にお邪魔しました!
「わらべうたであそぼう!」は、社会教育会館の「わらべうたボランティア養成講座」修了生の皆さんのグループ「野の花」さんによる、親子向けのわらべうたの会です。

今日は、0歳から3歳までのお子さんとお母さんが14組参加。赤ちゃんや子どもたちは、お母さんに抱っこされたり、おひざの上に座ったり、思い思いのスタイルではじまります♪


おやゆびねむれ〜ととけっこう
最初のわらべうたは、指を使っての「おやゆびねむれ」。

お母さんたちがお子さんの手をとって、指を一本ずつ優しく眠らせてあげます(*^_^*)

おやゆびねむれ    さしゆびも 親指、人差し指と倒す
なかゆび べにゆび 中指、薬指を倒す
こゆびみな 小指を倒す
ねんねしな 小指、薬指を順に起こす
ねんねしな 中指、人差し指を起こす
ねんねしな 親指を起こし、全部の指を倒す

指たちが眠ってしまったら、こんどは、「ととけっこう」で起こします♪
グーに握った手を、反対の手の人差し指でちょんちょんと叩きながら唄います。
ととけっこう  よがあけた
まめでっぽう  おきてきな

「まめでっぽう」のところを自分のお子さんの名前にしてもいいですね!
ダイコンツケ、かれっこやいて
さあ、お手々が起きたら今度は両手を使った遊びです!
ダイコンツケは両手を同時に返したり戻したりする簡単な遊び。
お母さんと一緒にやったり、一人ずつやったり・・・。
赤ちゃんたちは、お母さんが手をもってやってあげていました。

ダイコンツケ ダイコンツケ
ウラガエシ
ダイコンツケ ダイコンツケ
オモテガエシ

かれっこやいて」は、醤油をつけるところ、食べるところ、の動作が加わります。それから、おいしくてほっぺをおさえる動作も(*^_^*)

かれっこやいて
とっくらきゃーしてやいて
しょうゆつけて
たべたらうまかろう
「かれっこ」と「しょうゆ」をみんなが好きなものに変えても、唄いました〜。
「ウインナ」やいて「ケチャップ」つけて食べるの、おいしそ〜(^−^)

こんなふうに、親子でどんどん変えていっていいのですねぇ〜♪
あたまかたひざポン、絵本
手だけの遊びが続いてそろそろ子どもたちも身体を動かしたくなりました。
そんなタイミングで立ってする遊びをしました!
それから、大型絵本の読み聞かせ。みんな集中して聞いていましたよ!
うまはとしとし
さて、次は膝乗せあそび。
お母さんが足を伸ばして、その上に子ども座らせ、足を上下にゆらします。お馬さんの背中です。

うまはとしとし ないてもつよい
うまはつよいから
のりてさんも つよい (ドスン!)

最後のところでお母さんが足を開いて子どもを落とします(ドスン!)。
のりてさん」のところを自分の子どもの名前に変えて何回か繰り返しました
途中で落とさないでいたりすると、「今度は落ちるかな?落ちないかな?」と子どもたちもドキドキして待っているんですよ♪♪
布遊び
次に、向こうが透けて見えるシフォンの布(バンダナ大)が出てきました〜♪
「向こうが見える」というのがキーポイントです(かぶせても子どもが不安にならない)。洋服の裏地用の布でもよいそうですよ。

この布を使って、2つ遊びました。

じいじいばあ じいじいばあ (いないいいないばあをする)
ちりんぽろんと (目の前でふる)
とんでいけ〜 (とばす)
自分でできる子どもたちは、自分でふわ〜んと飛ばすのが楽しいのですが、ねんねの赤ちゃんにも、お顔の前でやってあげるとうれしそう〜♪♪

とんでいけ〜」で、お顔にかけてあげると、不思議そうにしている子や、勢いよくとることができる子などいろいろです。

そのあとは、その布を使って、「にぎりぱっちり」をしました。
両手で布を握ってかくし、最後(ぴよぴよのところ)で手をそ〜っとひらきます。

にーぎり ぱっちり
たてよこひよこ
(ぴよぴよぴよ〜)

「わらべうたは、目と目を合わせてやってくださいね〜」と、野の花の会さんからアドバイスをいただきました。
子守唄〜さよならあんころもちまたきなこ
そろそろ会も終わりです。
今日は、「ねんねんねやまの こめやまち」という子守唄を教えていただいました。
「(^_^;)一度では覚えられない〜」とヒソカに思っていた私ですが、「子守唄は、自分の好きな歌でいいんですよ」と励ましていただきました〜。
唄ってあげることが大切なのだそうです。

そして
最後は、おきまりの!
さよならあんころもち
またきなこ
終了後も、わからないところや、もっと知りたいことなどがあると、野の花の皆さんは教えてくださいます!
育児の大先輩なので、育児で困ったことなども相談に乗ってくださるそうですよ♪
わらべうたとは
わらべうたは、子どもとの生活に彩りを添え、母と子どもの結びつきを強めてくれるものなのだそうです。

「子育てで忙しい日常の中、ここでは、ゆったりとした時間を提供したいなぁ、と思っているんですよ。」

と、野の花の会の方はおっしゃっていました。

そんなお話のとおり、「わらべうたであそぼう!」の中では時間の流れがゆるやかになったように感じました。

「子育ては急ぐ必要がなく、子どもの時間に合わせればいい」とわかっていても、子育て真っ最中のときにはなかなか気付かないですよね。日常では気付かないからこそ、子どもとしっかり目を合わせ、ゆっくりのんびりとしたわらべうたを親子で楽しむ時間をつくることも大切だなぁ、と思いました。

次回の「わらべうたであそぼう」は2009年2月9日(月)10時半から、場所はすくすくひろばの2階です!

以降の予定については、すくすくひろばの掲示または子育て支援施設カレンダーをご参照ください。

では、
さよならあんころもち
またきなこ!!

2009年2月号

reported by ryuryu

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