アロマセラピストのsakiさん、キレイなお肌のママさんへのインタビュー 「キレイのヒミツ」教えてください! |
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夏の強い陽射しで傷んだ肌への第一のケアはやはり十分な水分補給ですが、お勧めはフローラルウォーターの化粧水です。 フローラルウォーターは精油の製造過程の副産物として取れるものですが、精油にはあまり入っていない植物の水溶性の芳香成分も入っていて、精油よりも刺激が少なく希釈しなくてもそのまま使用することができます。 暑い夏の間はさっぱりめのウイッチヘーゼルがお勧めです。 ウイッチヘーゼルはアメリカ東部とカナダを原産とする美しい落葉性の低木です。 葉や枝から蒸留、抽出される天然エキスにはタンニンが含まれていて、肌、毛穴の収れん(引き締め)に大変優れた効果を発揮します。アメリカでは開拓者時代から重用されて来たハーブです。 優れた収れん作用だけでなく、消炎・消毒・抗炎症作用、傷の止血、肌の赤み・発疹・掻痒の緩和、制汗作用もあります。 日焼けで肌が熱をもっている時などは、コットンバックなどすると熱をさますのを助けてくれます。 また夏が過ぎる頃は保湿効果が高いローズやネロリのフローラルウォーターがお勧めです。 保湿が足りない場合は、グリセリンを加えたり、シミなどが気になる場合には美白作用があるレモンの精油などを入れることもお勧めです。(ただし、レモンは光毒性があるので使用後は紫外線に当たらないように気をつける必要があります) また特に乾燥してしまったお肌へのお勧めはローズヒップオイルです。 ローズヒップはビタミンCが豊富な果実で、そこから取れるオイルには抗炎症作用、美白作用、皮膚の再生促進作用などがあるといわれています。 ちょっと高価なオイルですが、皮が少しむけてしまったような肌への修復作用は本当に素晴らしいです。 化粧水の後の美容液かわりにそのまま塗ることをお勧めします。 |
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特に特別なことはしていないのですが、私はものぐさなので、シンプルなケアが一番だと思っています。 そのために、きちんと汚れは取る、でも必要な皮脂までも洗い流さない、きちんと補給する、でも不要なものを肌に触れさせない、ということを心がけています。 洗顔、クレンジングなどもそうですが、シャンプーなども必要以上にしないように気をつけています。 そして補給は最低限のもので行います。なので、普段は手作り化粧水だけなんてこともあります。 そして唯一気をつけていることは、夏以外でも必ず日焼け対策をするということです。 昼間外出する際には、必ず日焼け止めを塗ります。特に一度強い紫外線にさらされた後は、あきらめずに日焼け止め対策することが大切だと思います。 基本ケアは以下の通りです。 朝は洗顔フォームは使わずにぬるま湯で洗います。必要な皮脂を洗い流さないためです。必要以上に皮脂を取りすぎると皮脂分泌が余計に活発になってしまい、かえってお肌がてかてかしてしまいます。 その後は化粧水。 そして日焼け止め。(日焼け止めはSPF値がきちんとわかる市販の物を使います)日焼け止めは外出する時は夏以外でも必須です。 夜はクレンジングを行います。乾燥しがちな時は、W洗顔はせずにクレンジングのみですませることもあります。そのかわり、すすぎをしっかりします。 その後、化粧水をたっぷり。化粧水の後に、ジェルクリーム、クリーム、美容オイル、この中から、その日の肌の状態によって使い分けて塗っています。 |
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2009年9月号
特集の画像は、「わんパグ」さんからお借りしています。