東北地方太平洋沖地震により被災された方に、心からお見舞いを申し上げます。 突然に襲ってくる災害・・・ただただ恐ろしいですが 私たちはしっかりと我が子を、そして、全ての子どもたちを守っていかなければなりません。 私たちは何ができるのか、何をするべきなのか、 今、考えることが必要ですよね。 今回の震災で思ったことを 読者のみなさんにうかがいました。 また、 4月の子育てコンビニひろばでは、「防災」についての座談会も開催します。 みなさんもいろいろなことを感じ、考えていらっしゃると思います。 どうぞメールにてお寄せください。 (「子育てコンビニひろば」にもいらしてくださいね!) 今回は幸いにして被害にあっていなくても、 普段と違う大人の様子やテレビの映像などからも子どもたちの心は不安になります。 どうぞぎゅっと抱きしめて! |
質問:地震のとき、どこにいましたか? | ||||
小学生の下校の時間ぐらいだったこともあり、 ご自宅にいらっしゃった方が多いようです。 お迎えに行く途中だった方も。 「その他」は、 イベントやお子さんの行事の最中だった、 旅行中だった、という回答でした。 |
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質問:そのとき、誰と一緒でしたか? | 質問:家族の安否確認はすぐできましたか? | |||
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質問:安否確認の方法を教えてください | ||||
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質問:「備えておいてよかった!」というモノ、コトがありましたか? |
水、食品 |
懐中電灯、保存食 |
昔非常用セットを作っていましたが、子供も大きくなり、どうしてこんなものが!という時代遅れのものもありました。賞味期限がある食品などはこまめにチェックが必要でした。 |
災害後の原子力発電所事故による二次災害について勉強していたので、自分の判断ができて良かった。 |
玄関に防災グッズはまとめておいたので、少し安心できました。ツイッターはそういう目的でなかったものの、やってて良かったです。 |
* 今回品薄になった、水類(5ケース)やペーパー類(3ヶ月分)やカップ麺類を日頃より大量にストックしてあった * 普通の懐中電灯以外に手回し充電機能・ラジオ・携帯充電機能付きのを購入してあった |
食器棚をはじめ家具は引っ越しのたびに耐震を考えていました。 家族との連絡方法も「連絡をとらない」「自身の安全確保を第一に考える」と決めていたことがよかったと思っています。 |
・棚を天井と突っ張り棒で固定していたため物の被害がなかったこと ・非常時の動き方を家族で決めていたためあわてたり悩んだりしないですんだこと ・普段から水を備蓄していたので助かりました |
質問:今回の震災やそれに関連して、思ったこと・感じたことを教えてください |
予期せぬときにこういうことってあるんだなあ〜としみじみ思いました。まさかこんなときに〜ってときにとんでもないことってくるんですね。 緊急避難セットを今頃作っています。 水はこのご時世、なかなか手に入りませんし、いつも食べてるチョコチップパンも、なかなか手に入らず〜ほっかいろもなかなか品薄、トイレットペーパーも? 何だか日本の危機だなと大人も不安に感じていますが、子どもも相当参ってます。今朝も子どもと大げんか。みんなイライラしているし、不安な感じ。 ちょっと立ち止まって、自分が今できること、頑張れることを見直すときかもなと思っています。 節電したり、緊急支援物資に協力したり、募金に協力したり、プレーパークのほうでは、味の素スタジアムで出張プレパをしようか〜という話もでていたりします。 みんなのあったかい心をたくさん届けられたらいいなと思います。 |
大人の不安が子どもに伝染したのか、地震以来ママから離れなくなりました。 今回の地震や原発の問題は私自身も大きなショックでしたので、子どもも精神的に怖い思いをしたのだと思いました。 マスコミやネットに広がる情報が真偽がわからぬまま流れ、何を信じていいのか、安全安心しろと言われても疑念が拭えません。 備えあれば憂いなし、非常時の買占めはよくないけど買い溜めは日頃からある程度、準備をしておかなければいけないと感じました。自衛が一番の有効方法だと思いました。 あと非常時に電話がつながらず、電話以外の手段で連絡方法を確認する必要性と、街の中で探すのも困難な公衆電話のありがたみと必要性を強く感じました。 被災地の方とともに多くの人が心から笑顔に戻れる日を望みたいと思います。 |
●携帯電話やメールにくらべ、ツイッターはリアルタイムで反映されたので安否や状況の確認に大いに役立ちました。通信手段は複数あったほうがよいと実感しました。 ●どちらかというとモノが少なめで、背の高い食器棚などもなかったのが幸いしたと思いました。この地震で、さらに必要なものはもっと絞れると思いました。 ●夫は以前プレゼントした災害時帰宅支援マップは持っていってなかったものの、都内から徒歩で帰宅しましたが、スマートフォンで地図を見ながら帰る事ができ、地図が見られるからと周りの方からも道をたずねられたりしたようです。 ●みんな不安を感じながら過ごしているからこそ、近所の方や街であった方とちょっとした会話をするのが大切だなあと感じます。地震のとき以来、そういうちょっとした会話を意識的に行うようにしています。 |
*家族への連絡手段は携帯があるから・・と安心していましたが、今回それが出来ない事がわかり、ツイッター等を携帯で出来るようにしたほうが良いなと思いました。 *今は、ガス(ヒーターやお風呂)も電話も電気がないと使えないという生活になっていた事に改めて気がつきました。 *とても恥ずかしいのですが・・・今回の原発事故が起こるまで、電気が貯められない事や、福島の方達は原発で発電された電気を使っていなかったということを今まで私は知らなくて、使っていた私達はほぼ普通に暮らしているのに・・・避難されてるたくさんの方に申し訳ない気持ちで一杯です。 |
非常時に必要なものを真剣に考えきちんと備えておきたいと思いました。 今までは適当にしか考えておらず、(結局、使うような機会はなかったのですが)「子供用の防災頭巾を用意しておけば良かったなぁ」「懐中電灯もろうそくもないなぁ・・・」と後悔したため。 |
娘が小学生ですが、1回目の地震直後「子供を集団下校させます」と一斉メールが。9/1の防災訓練でさえお迎えなのに何てことだ!と思いましたが、その後回線混雑により学校側との連絡は途絶え大変不安でした。(結果的にお迎えでしたが) こういう有事の場合は回線を使った連絡網が全く意味をなさないことがよくわかりました。 また東京は軽被災でしたが、依然として東北地方は原発問題も抱え危機的状況です。今夏の大停電回避策も気になりますが、これを機会に日本国民としてエネルギー施策や災害対策、日本の国政のあり方など、これまで正直面倒くさいと放置してきてしまったので、責任を感じています。少しでもきちんと考えていけるようにしたいと思っています。 |
それぞれの実感が鍛えられる時かな、と思いました。 さまざまな発信があるなかで、正しいか間違っているかのふるいにかけないで、自分がどう感じているか、を大切にしていきたいです。 子どもを不安にさせすぎてはいけないと思うけれど、子どもも社会の一員だと思うし、現実の蚊帳の外に置かないようにしたいと感じるので、現状やこれからの事について話せる範囲で話し、力をあわせていこう、とお願いしています。 |
・揺れてる最中、とにかく誰かに連絡しなければと思ったが、実際誰に連絡すれば
いいのか、パニックに。 ・きちんと連絡すべき場所を統一する(たとえば遠く離れてる親戚の家を連絡ポイント とするとか・・ ・揺れてる場所は回線がつながらないけど、地方は意外と平気だった ・子供ももちろん、大きな地震が初めてで、動揺が大きかった。幼稚園の避難訓練が役に立ち、すぐに机の下にもぐることはできた。 ・懐中電灯を確認すると、電池が液漏れ・・・日々の準備の必要性を痛感。 ・地震が起きてから、食器をすぐに片づけるようになったり、おもちゃを片づけるようになったり。日々、きちんと生活できるように心掛けるようになった。 ・いつもエレベータばかり使っていたが、階段を使うように。運動になっていいかも! |
チェーンメールなどが横行しましたが、母のコミュニティってすごいなと思いました。 いろんな情報交換したり、小学校の地域連絡網より早くメールで連絡が行き渡って行きました。 また、近所付き合いの大切さを改めて感じました。 我が家はすぐに小学校へ行けましたが、働いていて迎えに行けないお母さんやお子さんが安心できるためにもっと何かできないかなと考えさせられました。 |
回答にご協力くださったみなさん、ありがとうございました! |
2011年4月号