2012年4月号特集トップへ

   図書館員さんに聞きました
アイコン赤ちゃんと絵本の楽しみ方


西部図書館児童担当・岩間さんに、赤ちゃんとの絵本の楽しみ方を教えていただきました。
ご自身が都立図書館で学ばれたこともまじえ、絵本を読んであげることの意味などについてもお話ししてくれましたよ♪

<読み聞かせの効果とは?>
絵本を読んでもらっているとき、赤ちゃんの脳は、活発に反応しているのだということが、明らかになったのだそうです!

まだ言葉がわからないときに、絵本なんて・・・と思っちゃいますが、胎児のうちからでも、ことばを聞きながら赤ちゃんの脳は言葉を理解しようとして反応しているのだそうです。、そして反応しているのは、脳の中で情動を司る部位。

これはテレビやビデオではできないことなのだそうですよ。
<大切なのは、お母さんが楽しむこと!>
でも、一番大切なのは、お母さんお父さんが楽しむこと
実は赤ちゃんに伝わっているのは、絵本の内容より、読んでいるお母さん(お父さん)の気持ちのようです。

また、絵本を読んでいるとき、赤ちゃんが示すリアクションに何気なく(無意識で?)反応しているものですが、この「反応」がまた赤ちゃんの脳に返るようです。こういうことが、テレビではできないんですよね。
<赤ちゃんとの楽しみ方>
「本を読んであげなくては!」
というより、
「言葉かけ」をしている
というような気持で、コミュニケーションとして絵本を使ってほしいそうです。

赤ちゃんの表情やリアクションを楽しむという気持ちで、そして、どんどんページをめくっちゃったり、気がそれてしまっても、無理に最後まで読もうと頑張らなくてよく、絵本に対して反応が見えないときも気にしない!!
<赤ちゃんのエンドレスのリクエストにも応えてあげて!でも・・・>
「え〜!またこれ読むの???」とウンザリするぐらい同じ本を子どもが「これ!」と持ってくることがありますよね(^^;、
そういうリクエストには何回でも応えてあげてほしいです」とのことです。
何度もリクエストするということは、それだけ好きだということですもの!

でも!

「え〜!またこれ?もう読みたくないし・・・(-_-;)」「今は時間がないのよね・・・(-゛-;)」

というようなとき、誰だってありますよね・・・。

そんなときは「また明日ね!」と言ってギュっとしてあげて切り上げちゃっていいのだそうです!
「読んであげなきゃいけない」という義務感や教育モードは逆効果なんですって!

それともう一つ。「周りの子どもはもちろんですが、上のお子さん下のお子さんと比べないで、その子の好きなものを見つけてあげてくださいね(^^)」とおっしゃっていました〜。
上の子はちゃんとした絵本が好きだったのにこの子は・・・とか、下の子は0歳なのに反応がいい!なのにお兄ちゃんは・・・って、思ってしまいがち・・・イケナイイケナイ・・・(; ̄ー ̄川 アセアセ


一緒に楽しむ!
これがポイント♪
気楽に絵本のコミュニケーションを楽しみましょ〜!!
岩間さんに紹介していただいた絵本はコチラ

このページトップへ  2012年4月号特集「パパママ、絵本よんで!」トップへ  

2012年4月号

みたか子育てねっと・子育てコンビニトップへ