HOME>2013年5月号特集 子どもの安全を守ろう!>三鷹市の取り組み教えてください!〜学校の安全を守るスクールエンジェルスさん、しっていますか!?
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◆みたかスクルーエンジェルス(学校安全推進員)さんって何をする人ですか? |
学校敷地内で子どもたちの安全を見守ります。また、校門に立って登校時の出迎え、下校時の見送り、来校者への案内、校内のパトロールなどをし、子どもたちの安全を確保します。不審者対策としての監視・連絡は重要な任務ですが、ガードマンではないので、”実力行使”を前提としている訳ではありません。 |
◆いつもいるのですか? |
学校がある日は、学校の登校が始まる8時頃から、下校の16時頃まで、午前1人・午後1人の2交代で勤務します。(勤務の開始・終了時刻は登下校に合わせるので学校によって違いがあります) |
◆どんな人がスクールエンジェルスさんになるのですか? |
ほとんどが、その学区に住んでいる地域住民です。 その学区の在校生卒業生の親御さんから定年を迎えたシニア(最高年齢は78歳!)まで男女を問わず、各校7〜10名ぐらいのスクールエンジェルスがいます。三鷹市全体では、130名弱がスクールエンジェルスに登録しています。 |
◆一日の仕事を教えてください! |
・登校時 登校する子どもたちに「おはようございます」と声をかけながら安全を確認します。一年生のときには、なかなか声が出なかった子どもたちも、すぐに大きな声で「おはようございます!」と応えてくれるようになります! ・授業中 学校によって内容が多少変わりますが、敷地内のパトロールをしたり、来校者に案内をしたりします。また、ごく稀なケースですが、授業を抜け出してしまった生徒がいたら、教室に戻るように促したりすることもあります。 休み時間(中休み、昼休み)の前後には、子どもたちが校庭に遊びに出やすいように昇降口の扉を開閉をしておいてあげたりもします。 ・下校時 お昼休みの後から下の学年から下校が始まります。校門のところで「さようなら」と声をかけながら子ども達の下校を見守ります。必ずハイタッチをしていく子、毎日違うなぞなぞを出してくれる子などもいますよ! |
◆不審者など、子どもたちの安全が脅かされるようなことがありましたか? |
幸いなことに、そういう事例はまだありません。スクールエンジェルスがいることが抑止力につながってるということであるとよいと思います。 現在、子どもたちの安全について心配なのは、車ですね。道の狭いところもあり、登下校を見ていると車との接触や事故について注意が必要だと感じます。これについても、通行する車と、子どもたちの注意喚起を促したりしています。 |
本日お話をうかがったのは、 シニアSOHO普及サロン三鷹で、 この事業のプロジェクトマネージャーをしていらっしゃる峯山さんです! 峯山さん、子どもや保護者に、アドバイスやメッセージをお願いします! |
親でも学校の先生でもない地域の大人も自分たちを見守ってくれているのだという安心感は、子どもにとっても大切です。またそういう地域であることが、犯罪の抑止になると思います。 スクールエンジェルスは、地域住民が行っているので、学校以外の近所で顔を合わせることもよくあります。 子どもたちはしっかり顔を覚えていてくれて道で会ったときも挨拶をしてくれます。 挨拶からつながりが生まれてくるので、子どもたちのお手本となるように、是非お父さんお母さんから「挨拶をする」ということをしてほしいと思います。 また、学校のルールを守らない保護者の方もときどき見られます。よいことと悪いことを子どもたちに伝え、ルールの守れる人間として成長させるためにも、大人がルールを守る姿勢をまず見せてあげてください。 |
峯山さん、ありがとうございました! |
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2013年5月号