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読書事情inアメリカ


●日本の本を読むには?
アメリカでも、ニューヨーク等の大都市には「紀伊國屋書店」があったり少しは日本の書籍も手に入りやすいようですが、私の住むノースカロライナ州のようなあまり大きくない街では、「日本で出版されている本や雑誌を買う」ことは難しいです。では、日本の本を読むにはどうするかというと、おもに以下の3つになります。
(1)日本の本がある施設などを利用する(ジャパンセンター、図書館など)
(2)日本語補習校で年2回開催される「古本市」を利用する(だれでも本を持ち寄ることができ、1ドルで購入できます)
(3)電子書籍
お察しの通り、(1)や(2)も貴重な機会ですが、新しい本にはそう頻繁にめぐりあえず、やはり海外生活には電子書籍が欠かせません。本好きの我が家には、日本版のkindleが3つあり、夫・私・子どもとみんなで毎日活用しています。
(これから海外に転居する方は、日本の書籍を購入できるKindleは日本でしか買えませんのでご注意くださいね〜!iPhoneやiPadのKindleアプリは海外にいても購入可能です。)
本はもとより、マンガもKindle版がだいたいあるので非常に助かっています。Kindle版は紙版より発行日が遅いのが残念ですが…。

とはいえ、Kindle版のない本も多く、時にはどうしても読みたい本を実家から送ってもらうことも。また、雑誌もWEBなどで読めるものが増えているものの、ページをパラパラめくる…というあの至福の時間はやはり紙ならではですよね。なので日本に一時帰国するとどうしても本屋に吸い寄せられるように入ってしまいます。できることなら数日間日本の本屋で過ごしたい!
●アメリカの本屋さん
Amazonが主流になって以来、アメリカでは多くの書店が閉店に追い込まれてしまったそう。現在、私の住む街にある本屋さんといえば「バーンズ&ノーブル」という大手書店チェーンのみ。各地に支店がある書店といえば、現在のアメリカではもはやこのバーンズ&ノーブルのみのようです。唯一生き残っている(?)だけあって店舗はとても素敵。店内は広く、Starbucks coffee がかならず併設されていて、可愛い文房具や子どものおもちゃも売っています。日本のアニメやマンガが人気なだけあって、日本のマンガの英訳版も結構たくさん売っていますよ。
●おすすめ本
嫌われる勇気』岸見 一郎,古賀 史健
一見とっつきにくそうな『アドラー心理学』ですが、この本は本当におすすめです。会話形式で始まるのでとにかく読みやすく、内容にどんどん引き込まれていきます。ここに書いてあることは、子育てでも、夫婦でも、仕事でも、友人関係でも、色んなことにあてはまるし、何より自分自身を見つめるきっかけにもなります。

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マンガからビジネス書までKindleにお世話になりっぱなしです!

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