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子育て・教育のお金の準備、 同じ三鷹市民であるファイナンシャル・プランナーとしては、相談などで力になってあげたいと思うところです。 教育資金の準備方法について、下記参考にしていただければ幸いです。 子育て・教育費で一番お金がかかるのが大学の授業料。 文部科学省の調査によると次の通りです。 国公立大学(4年間) 約240万円 私立大学 (4年間) 約450万円(大学により差がある) この資金をどのように貯めれば良いかですが、児童手当を活用すると効率よく貯められます。 児童手当は0歳〜15歳未満まで支給されますが、その合計は約198万円。 0歳〜3歳未満 月15000円 4歳〜15歳未満 月10000円 (別途、所得制限や子どもの数で変わります) 15歳〜18歳未満(高校時期)も月10000円ずつ貯蓄を続けると、約234万円となり、国公立大学の授業料が準備出来ます。 また、2倍の金額の貯蓄を続けると約468万円となり、私立大学の授業料が準備できます。 児童手当を貯蓄する専用の銀行口座を用意して貯蓄を続けると良いですね。 学資保険を使う方が多いと思いますが、貯蓄は家計にいざ問題が生じた時に、すぐに使える点がメリットです。 |
ファイナンシャルプランナー、CFP(日本FP協会認定) 伊達 寿和(だて ひさかず) |
2016年3月号