2004年1月号

院長より
 クリニックニュースを作り始めて6年目になります。ニュースにいろいろな雑記があり、その時その時にこんなことを考えて診療していたのか、と自分自身を振り返ってしまいます。
 いつも大切にしていることは亡くなった父から教わった「毎日、まじめにコツコツ」、そして今も母の口癖である「みなさんに良くしておきなさい」です。子どもの頃は「また・・・」と感じていたのに、親の口にしている言葉はいつのまにか子どもにしっかり伝わっているものだと実感しています。みなさんのご家庭ではどのようなことを伝えられていますか?


あきやま保育室のご紹介
 1月13日、三鷹駅北口徒歩1分のビル1階に0、1、2歳を対象に保育室を開室しました。病後児保育室の隣の隣の部屋です。

保育室の特徴は
病後児保育室と連携して、病気のお子さんも保育できる環境にあること
保育士とともに小児科医(院長)、看護士、心理士、作業療法士(赤ちゃん体操など)、栄養士などが関わり、各々の専門性を生かして保育環境をつくること
保育目標を運動、食事、睡眠、排泄、着脱、ことばなどの領域に分け、一人一人の発達にあわせてたて保護者と共有すること

 子ども達の生活をしっかり支えたい、そんな私の願いをもってうまれた保育室です。

最近のはやっている病気
 年末にインフルエンザの患者さんが2名いました。年明けに流行しはじめているかどうか心配です。予防接種を予約されている方は、早めにおすませください。またできるだけ人ごみはお避けください。
 嘔吐・下痢の風邪も流行しています。2〜3日で軽快するので、あせらないで静養してください。
 感染症は水痘が大流行中です。溶連菌感染症、突発性発疹もみられます。
インフルエンザの予防接種について
 現在ワクチンは予約の方の分がありますが、キャンセルされる方も出てきています。そのため、ワクチンの在庫を確認しながら希望される方に接種していきますので、ワクチンの有無をお電話でお尋ねください。インフルエンザ接種はワクチンの在庫がある間は行います。
 接種日は火曜日、金曜日の診療時間帯すべてで行います。


  今年はどんな年になるでしょう。社会のイヤなことはさておいて、少なくとも自分の周りの幸せは自分で作るもの。そんな気持ちで出発しましょう。
 今年、私は年女?いくつ?・・・こんな年賀状を書きました。「良く見て、良く聞き、良く話そう!」見ざる、聞かざる、言わざるといいますが、事子供との関係は逆にしたいと思うのです。(もっとも他の人のことが気になる人は必要ですが)
 子供と良く向き合って、見て、聞いて、しゃべって欲しいのです。でも「良く」てどうゆうこと?・・・「一生懸命することかな」と思います。皆さんは?

 ご存知のように三鷹駅前に、1月からあきやま保育室が開設されました。この大切は乳児期を一人一人の子供を良く見て、親御さんと一緒に素晴らしい子育ての時期にしようとされています。その信念と熱意に共鳴して私も少々お手伝いすることへ喜びに心を燃やしています。
文責:玉木

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