2004年3月号
「子ども達がうまく育ってほしい」これが私の願いです。発達が速いお子さん、ゆっくりめなお子さんなどさまざまです。性格も違います。ただし、生活リズムや食事、かんしゃくなどその時期にや っておいてほしいこと、後回しにしないでほしいことは同じです。それを伝えるのが私の役目だと思っています。それは今やったほうが簡単、後回しにしたら大変だと知ったからです。そのため健診の際にうまくいくコツを一緒に考えられるようにできたらと思っています。 「うまく育ってもらう」ためにこども相談室もあります。子ども達のためにお気軽にご利用ください。 最近愛読している高橋系吾「マナーのいい子は親次第」から紹介
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いよいよ春ですね。でも花冷えといって思わぬ気温の差があるのもこの時期。過度の厚着や薄着にならないように、調節出来る服装にしましょう。春分の日を境に陽の出ている時間が日に日に長くなることは、忙しい子育て中の親御さんにとって何とも嬉しいことです。あらためて大陽の光って素晴らしいと思います。心までうきうきさせてくれるのですから。大陽みたいなお母さんになれたら素敵です。 発達はそれぞれ
季節は春でウキウキしますが、お子さんの発達は十人十色。まだまだ冬眠中の人もありますね。発達は、体で感じとった刺激から頭の中の回線がうまく繋がって、その指令が神経や筋肉に伝達されて表に現れて、目に見えて親御さんを喜ばせてくれます。ですから、一つのことが出来るとあれも、これも出来るようになっちゃって「ワーこの子天才だ」なんて感激しちゃうでしょう。根っこが育っている
反対にそこに到達するまでの間は、どれもこれも出来ないなんてユーツに成っている方有りませんか?そんなとき頭の中や体の中は動いていないのでしょうか?いいえ違います。ちゃんと根っこを育てているのです。それが熟した時初めて表面に出て、目に見えるようになるのです。子供の力を信じよう
その間が長い子も短い子といろいろです。桃や桜がきれいに開花するのは冬の間養分を貯え徐々に準備をしてきれいな花が咲くのです。表面的に何も変化が見えないからと諦めたり怒ったりしないでください。今はその準備の根っこが育っていると、思って待って下さい。その時五感(視、聴、臭、味、触)を刺激すると効果的。その子のペースを良く把握してタイミングを掴むことがコツです。ASOBO
お散歩に行こう。ゆっくり、のんびりと。鳥や犬、猫お友だちにも会うでしょう。きれいな花も咲いています。車や電車もいつまで見ても飽きないですね。公園に行くのも良いですが、道端にも沢山発見があります。子供が発見したこと、喜んだもの一緒に喜んであげましょう。子供はリズムが大好き
語りかけるときは、どんな節でも良い。歌うように話しましょう。 トントン、パチパチ、など音の繰り返しも大好き。「こうしよう」なんてきばらない。気軽にお母さんやお父さんの肉声がいいのです。音痴だから音痴になるなんて、遠慮しないで下さい。保育室から
開室約1ヶ月半、歌い文句のように言っている生活リズム(体内時計)がすっかり身についたKちゃん。正確に眠り、食事、と驚くほど。昼間が時計のように一定すると、お母さんの努力もあいまって自然に夜の寝つきや朝起きるのも、逆にお母さんにはっぱをかけているようです。折りもおり、小、中学生の就寝時間の遅さが問題になっています。赤ちゃんの時からの体内時計を整えておかないと、後になっての調整はとても大変です。 文責:玉木 |
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