2004年3月号

院長より
 「子ども達がうまく育ってほしい」これが私の願いです。発達が速いお子さん、ゆっくりめなお子さんなどさまざまです。性格も違います。ただし、生活リズムや食事、かんしゃくなどその時期にや
っておいてほしいこと、後回しにしないでほしいことは同じです。それを伝えるのが私の役目だと思っています。それは今やったほうが簡単、後回しにしたら大変だと知ったからです。そのため健診の際にうまくいくコツを一緒に考えられるようにできたらと思っています。
 「うまく育ってもらう」ためにこども相談室もあります。子ども達のためにお気軽にご利用ください。  
 最近愛読している高橋系吾「マナーのいい子は親次第」から紹介
<食べ方のマナー>
こういう食べ方をしていませんか
1、遊びながらたべる
2、肘をついてたべる
3、食べ物を口にいれてしゃべる
4、だらだら時間をかけて食べる
5、テレビを見ながら食べる
6、手をおろして食べる
人に迷惑をかけずに20〜30分程度で
 


最近のはやっている病気
 インフルエンザの患者さんは1日1〜2人に減ってきました。インフルエンザ以外で4〜5日高熱を出す風邪が流行してきています
。 嘔吐・下痢の風邪もまた多くなってきました。これは感染力が強く、家族内でうつっています。
  感染症は溶連菌感染症、突発性発疹、リンゴ病、水痘がみられます。
 
あきやま保育室
 今、保育室のスタッフは、子ども達のいろいろな場所で研修をしています。クリニックや病児保育室で仕事をしたり、近隣の保育園へ見学に行ったりして、子ども達のあらゆる場所での様子を勉強しています。 

保育室の問い合わせは下記です
あきやま保育室      0422-55-5141
あきやま子どもクリニック 0422-70-5777
急病の対応ーー嘔吐した!編ーー
 (救急を利用するか迷う時)
吐いたとき、あわてないで。 吐いた後に次のような時には早めに診察を受けましょう
  ・続けて何回も吐いているとき
  ・ひきつけを起すか、意識がぼんやり
   しているとき
  ・強い頭痛を伴うとき
  ・出た大便に血液がついているとき
  ・尿が8時間以上でていないとき

 上記症状がなく、5〜10分おきに水、番茶か幼児用イ オン飲料(炭酸飲料、乳製品は避けて)をスプーンで 少しずつ飲ませ、4〜5回飲ませて吐かないようであれ ば、朝まで待っても大丈夫です。 

 いよいよ春ですね。でも花冷えといって思わぬ気温の差があるのもこの時期。過度の厚着や薄着にならないように、調節出来る服装にしましょう。春分の日を境に陽の出ている時間が日に日に長くなることは、忙しい子育て中の親御さんにとって何とも嬉しいことです。あらためて大陽の光って素晴らしいと思います。心までうきうきさせてくれるのですから。大陽みたいなお母さんになれたら素敵です。
発達はそれぞれ
 季節は春でウキウキしますが、お子さんの発達は十人十色。まだまだ冬眠中の人もありますね。発達は、体で感じとった刺激から頭の中の回線がうまく繋がって、その指令が神経や筋肉に伝達されて表に現れて、目に見えて親御さんを喜ばせてくれます。ですから、一つのことが出来るとあれも、これも出来るようになっちゃって「ワーこの子天才だ」なんて感激しちゃうでしょう。

根っこが育っている
 反対にそこに到達するまでの間は、どれもこれも出来ないなんてユーツに成っている方有りませんか?そんなとき頭の中や体の中は動いていないのでしょうか?いいえ違います。ちゃんと根っこを育てているのです。それが熟した時初めて表面に出て、目に見えるようになるのです。

子供の力を信じよう
 その間が長い子も短い子といろいろです。桃や桜がきれいに開花するのは冬の間養分を貯え徐々に準備をしてきれいな花が咲くのです。表面的に何も変化が見えないからと諦めたり怒ったりしないでください。今はその準備の根っこが育っていると、思って待って下さい。その時五感(視、聴、臭、味、触)を刺激すると効果的。その子のペースを良く把握してタイミングを掴むことがコツです。
ASOBO
 お散歩に行こう。ゆっくり、のんびりと。鳥や犬、猫お友だちにも会うでしょう。きれいな花も咲いています。車や電車もいつまで見ても飽きないですね。公園に行くのも良いですが、道端にも沢山発見があります。子供が発見したこと、喜んだもの一緒に喜んであげましょう。

子供はリズムが大好き
 語りかけるときは、どんな節でも良い。歌うように話しましょう。 トントン、パチパチ、など音の繰り返しも大好き。「こうしよう」なんてきばらない。気軽にお母さんやお父さんの肉声がいいのです。音痴だから音痴になるなんて、遠慮しないで下さい。

保育室から
 開室約1ヶ月半、歌い文句のように言っている生活リズム(体内時計)がすっかり身についたKちゃん。正確に眠り、食事、と驚くほど。昼間が時計のように一定すると、お母さんの努力もあいまって自然に夜の寝つきや朝起きるのも、逆にお母さんにはっぱをかけているようです。
 折りもおり、小、中学生の就寝時間の遅さが問題になっています。赤ちゃんの時からの体内時計を整えておかないと、後になっての調整はとても大変です。

文責:玉木

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