2004年4月号
桜の花がほころび、春を感じる季節です。心も身体も軽くなったような気分になります。年度の始まりは生活を見直すチャンスです。家庭での生活リズムを家族全員で変えるのもいいかもしれません。 |
最近愛読している高橋系吾「マナーのいい子は親次第」から紹介します。親として、わかっていてもなかなかできない、でもやろうとしてみる、そのうち自然にできていたりする、そう思います。
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今年は桜の開花が早く、入学式には葉桜でしょうか?町には、希望とそして不安いっぱいの新しい園児や、学生、社会人が行き交う4月。特に、保育園の入園が決まったかたがたは、人生最初の合格通知というところ。これからの人生の中でこのような機会が度重なることでしょう。過度な受験戦争等の世の中にならないことを望みたいものです。 さあ!出発!GO、GO! 保育室開設3ヶ月、保育室や赤ちゃんルームの子ども達は、私達に沢山のことを気づかせてくれました。 *何にでも意欲的なKちゃん 何にでも意欲的に行動して、驚かされたり、喜ばされたりして、改めて子供のエネルギーにびっくりする毎日。新しいものを見つけたり、大人のやっていることを見て、試したり、真似しようとするときの顔、本当に真剣そのもの。笑顔なんて見せません。全身を使って考え、試しています。そして、成功した時、満面の笑顔と得意気な顔。私達はこんなに真剣に全力で取り組むときが有るでしょうか?こんな時、へたに言葉かけや、手助けは依頼心を育て、成功の喜びを感じないことになってしまうでしょう。じっと見守って困っている点をさりげなく手助けをすることです。(あくまでも子供がしているように)でも、このような子は探究心故にイタズラはするし、自己主張が強く扱いにくいかも。「意欲的な子は素晴らしい」と自信をもって言える親御さんになることが前提と言えますね。 *美しいもの、暖かい感じー子供もお好き! 最近、棚の上に飾った花、壁の画等「オッ、オッ」と訴えます。「きれいなお花。赤いお花。」なんて答えると、意思が通じて満足顔。忙しい育て、狭い部屋(失礼!)そんな中でも、工夫次第、お金をかけずに美しく暖かい空間に出来る筈。大人が美しいものに興味をもつことです。 ASOBO 〔オモチャ〕 子供はなんでもいろいろなものに見立てて想像して遊ぶ天才です。捨てる前にちょっと待って!
意欲的に物事に向かい、心豊かなこんな芽が、いつか、どんなに育っていくか考えるのはなんとも、楽しいじゃありませんか! 文責:玉木 |
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