2005年9月号
夏休みは楽しい思い出ができましたでしょうか。私も娘2人と一緒に、食事当番を決めて交代で夕食を作ったり、日ごろできないことに挑戦しました。また、漫画「ドラゴン桜」9巻を読み切りました。「お母さんが漫画を読むのを始めてみた!」と娘達は喜んでいました。漫画は待合室に置いています。どうぞ。
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<平田さん> 学会に参加し、いくつかの講演を聴いてきました。その中で、こどもが医療を受ける時に感じる不安に対して「なぜそうするのか」と説明するのではなく、「これから何がおこるのか」を説明すると心理的な混乱を和らげることができるという話がありました。人形などを使って模倣させる場面があると、こどもも理解しやすいようです。病院が苦手なお子さんは遊びの中にお医者さんごっこを取り入れてみるのもよいようです。 前もってこれからすることをこどもに伝えることは通常の子育てにも有効です(秋山) <宮城さん> 今回は薬剤師の方から飲ませ方についての話を聞きました。基本は3つ。[1]回数を守る、[2]ミルク・離乳食に混ぜない、[3]飲めたら誉める。薬をのまずに元気でいることが一番ですが、必要な時はきちんと飲んで早く元気に遊びまわってほしいですよね。工夫としては、粉薬の場合であればコンデンスミルクに、シロップの場合であれば、つぶしたバナナやきな粉を使うと飲みやすいそうです。 どうしても飲めないときは薬局の薬剤師さんに相談してみましょう(秋山) <伊達さん> −学校医は学校へ行こうーのワークショップに参加して。 都道府県で学校医をされている、又これから「是非やりたい!」という小児開業医の先生の熱い討論を聞くことができました。学校の校風に頭を悩ませつつ、年1回の健康診断の中でこども一人一人への関わりについてさまざまな「策」を考えておられ、中には月1回の健康保育・健康相談を設けていらっしゃる先生もいました。私は保護者として年2回持ってくる「健康のきろく」から、身体の様子・成長をみて下さる先生という認識しかありませんでしたが、こんなにも子ども達の事を考えて下さっているのかと感謝と期待で心が熱くなりました。 集団には必ず園医さんか校医さんがいらっしゃいます(秋山) |
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全身をつかったプール遊びから、水を張ったプール周りでお魚釣りへ・・そろそろ水遊びも終盤になりました。きらきらと目を輝かせて遊ぶ子ども達に経験させたいこといっぱいあって、「とうもろこし」を一緒に剥いたらどうかしら?などと楽しい事考えています。 この時季は、夏の暑さが残ったり涼しかったりと体調を崩し易いので、気温差に応じて調節し易い服装にしましょう。 楽しく歯磨きしてますか?? 保育室から・・・ チューリップいくょー お昼寝からおきて、おやつを食べて、さあ!チューリップに。今日の目的はリトミックです。広々したお部屋でピアノに合わせて身体を動かします。月齢も違う子どもたちが思い思いに表現する様子に感動します。 単純な運動から跳んだり、走ったりできるようになった子ども、その様子をまねっこし、やってるつもりの動きをする子ども、ハイハイしながら後を追っていく子ども、皆皆素晴しい!! ピアノが低音でゆっくりした音に変わった時、1人の子どもが「あぁ!どぅさんだァー」周りの子どもたちも一緒にぞうさんになって動きます。子どもたち同士で共感したのです。 子どもたち個々の発達に目を向けながら、発達に見合った刺激(ゆさぶりといってもいいのでしょうか)と環境設定の大切さを改めて感じました。 チューリップは一時預かりの保育室です。月齢や人数によって保育室の子どもたちと一緒に生活することもあります。 文責 野田
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2005年9月号