2005年12月号
1年間のまとめ
*クリニック今年も沢山の子ども達と出会い、沢山の新しい子ども達に出会いました。大事な子ども達が病気を早く治し、いつもの健康な生活ができるように願って診療しています。すべてに間違いや失敗のないように様々な工夫をし、例年より少ない人数で目一杯働いてくれたスタッフに感謝です。 *こども相談室 継続して利用されている方が多いです。心理の先生方と話をして心配が少なくなる事が一番です、、、が、心配が増える場合もなきにしもあらず。でもいつかは解決しなければならないことです。できるだけ早く取り組み、乗り越えるために、相談室を利用していただければと思います。来年はフォロー体制をしっかりしたいと思います。 *病児保育室 一度利用した方のリピーターが多いです。利用方法が不安で最初の1回がなかなか難しいのかもしれません。事前登録はその場でできますのでご心配なく。先日は兄弟の行事に出かける時に発熱されたお子さんをお預かりしました。三鷹市の病児保育の特徴はどんな理由でもお預かりできることで、これは他市からうらやましがられています。 *地域での仕事 ハピネスセンターや保育園での子ども達の診察、そして教育委員会の仕事は医療・福祉・教育の連携のための勉強になっています。三鷹市教育ビジョンや小中一貫校などでは子ども達を連続でみていく環境が整うのが願いです。たとえば「早寝、早起き、朝ご飯」(百ます計算で有名な蔭山校長先生の言葉)のように、どの時期にも大切な理念を共通して持ちたいと思います。 *学会活動 日常の診療の確認のため日本小児神経学会や日本小児保健学会で発表を積み重ねています。日本小児科医会では子どもの心対策委員として広い情報を得ることができています。スタッフも日本外来小児科学会に参加して全国の診療環境を勉強したり、施設へ研修に出かけたりしました。 来年もさらに充実させ、スタッフと共に元気に頑張りたいと思います。 |
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あきやま保育室 保育室の玄関に大きな大きなツリーを飾りました。その先端は天井まで届きシンプルな飾りつけが自慢です。寒空の下 お迎えに来るご両親に、ツリーの暖かな灯りと「おかえりなさい」の声でつかの間ですがホンワカ気分を感じてください。暦の上は師走、保育室が子ども達にとって安心出来、それぞれの成長を妨げず発達の芽を伸ばす事ができたかしら?等など すやすやと寝ている一人一人に思いを馳せています。この一年間、保育室を多方面から支えてくださいました皆様本当に有難うございました。温かいご声援、厳しいご指摘を来る年もお寄せ下さい。 どうぞ良いお年をお迎え下さい。 保育室 一年のまとめ こどもたちが家庭から初めて通う場所は安心と信頼に満ちていたい・要求やサインにはしっかりと応じたい・『丁寧な関わりをしましょう』これらのことをモットーに過ごしてきました。これからも変わらない私たちの理念です。 育児休業を終えて復職されたお母様方にとっても、此処を選んでよかったなと感じていただけたら幸いです。 月2回のペースで発信している【保育記録】は子育てのヒントになり、将来結婚する時に渡したいと評価してくださる方もいて大変励みになります。スタッフは重責を担いながらも子ども達の発達を深く観ることが出来ました。 来年は、3年目に入ります。基本を大切に皆様に頼られる保育室を目指します。更に子育て発信の場にもしていきたいと考えています。 スポット保育室「チューリップ」 保育室の関連機関として、今年6月にオープンしました。主に一時預かりが中心ですが、週1回の定期的なご利用や当日急なご利用までさまざまな目的に合った方法で使われています。一度利用された方のリピーターのが多いです。
万が一の時だけでなく気軽に使っていただきたいと思います。 年末年始の休業は、保育室・チューリップともに12月29日〜1月3日です。 1月4日(水)から通常保育です。 文責 野田
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2005年12月号