2006年1月号
あけましておめでとうございます。今年は10周年を迎えることになります。
さらに気をひきしめて、診察していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 |
「なぜ保育室をつくったか、、、」
小児科医の私がなぜ保育室をつくったのか、という疑問に、おそらく「子どもが好きだから」という答えを想像されると思います。もちろん、それもありますが、開業したときからの夢だったのです。10年間障がいの方々を診療して開業しました。以前の職場で、医療と福祉と教育の連携が必要であることを学びました。また、その時に思ったのは一緒に生活ができる空間と時間がほしいということでした。一生懸命話したことも一方通行になってしまったり、フォローがうまく継続できなかったりしました。話すだけでなく子ども達の食事の方法、生活リズム、遊びなどを一緒にじっくり考えたいと思いました。 「一般診療や乳幼児健診で子ども達への願いを伝えきれない分、保育室で実践したい」 これが私の保育室をつくった理由です。 一昨年より三鷹市教育委員として教育に関わり、子ども達を教育へスムーズにバトンタッチをする大切な役割も感じています。 開業して10年目を迎える今年に、医療・福祉・教育の連携の実現を夢みて、さらに充実させていきたいと思っています。
こういう子どもの発達の過程があらわれている絵本があります。(はじめてのおつかいなど) |
||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
あきやま保育室 新年明けましておめでとうございます。保育室は年末年始の6日間お休みをいただきました。少し長めのお休みをしたあとは、子ども達が一回り大きくなっていると感じます。ご家族での外出や来客いつもの生活とは違う経験も出来ます。大好きな人と過ごすスペシャルな休日は、心を満たし、たくましく変化させるのです。私たち保育者も一人一人をしっかり観て育児をすすめて参りたいと思います。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 保育室では、基本的には個別の対応を心掛けながらも、年齢にあった1日の過ごし方や一週間の計画を立て保育にあたっています。 今回は保育の一端をご紹介します。
以上のような日課で行っていますが、保育形態は各年齢合同の縦割り保育になっています。その中でも発達年齢に応じた設定を組み込んだ内容になっています。 0歳児の触れ合い遊びでは、てあそびうたや感触遊び、シーツブランコや大布遊びなどを取り入れています。1歳児のお散歩は歩きを中心に、公園ではダイナミックに遊びます。シール貼りやお絵かきの体験もします。2歳児は生活の流れを意識付けながら身辺の事が出来るように。製作は切る・貼る・塗るなども取り入れます。全体お集まりでは、全員のお名前呼びとお楽しみがあり、合同保育になると自由遊びが中心になり、1時間おきの水分補給、19時には軽食も摂れる様にしています。 文責 野田
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2006年1月号