2006年2月号
朝、起きたときの床の冷たさに足がすくみます。冷たい朝が続きますが、2月になると春はもうすぐと思えて、もう少し、もう少しとがまんできそうです。子ども達がこの寒さにもたくましく過ごしているのがうらやましいです。
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「健診をすませたお子さんをもつ
保護者の方へ」の冊子について 上記の題名の冊子をつくりました。子育ての応援のために、心理の先生方と一緒に考えたものです。乳幼児健診では「子育ての苦労」や「育てづらさ」になかなか寄り添えていないことから、なんとか糸口はないかと考えたものです。大変さを一人で抱え込まないで相談していただければうれしいです。 この冊子を配布するにあたり、過剰に心配させるのではないかという危惧があります。少しでも心配になれば、ご遠慮なくご相談ください。そのための冊子です。ご活用ください。当院での相談は、院長の診療中や健診の中で、こども相談室でお受けします。 「あの冊子の中の件で」とお話し下さい。 クリニック絵本館
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あきやま保育室 先日の雪景色に子ども達の歓声が・・・寒いけれどみんな外を指差して早く上着を着せて欲しいとせがんでいます。身体を縮めているのは私たち大人ばかりと反省してしまいます。風に遊ばれほっぺを紅く染めて「ただいまぁー」と元気な声で帰ってくる子どもたち、「寒いのにいっぱい遊べて偉かったねぇー」と頭を撫でている保育士、そんな光景がなんとも微笑ましくて幸せです。新年度入室希望の皆様への説明会が始まりました。出会いはいつもわくわくです。 乳児の「ふれあい遊び」 こどもは遊ぶ事を通して多くの事を学びます。遊びの中から、自分の持っている感覚を使いながら刺激を取り込み成長しているのです。この感覚の中心になるのが、「みる」「きく」「さわる」「うごく」などです。ふれあい遊びはこれらの感覚に働きかけ、その時に感じた満足感や喜び、要求、心地良い気持ちや不快などの表現を引き出すことを目的とした「やりとり遊び」です。ですから、大人が一方的に進めるのではなく常に子どもの反応を観ながら、共に感じあう気持ちを大切にゆったりと笑顔で関わる事が大切です。 たとえば、「じーじーばぁー」という布切れを利用した遊びでは・・・ 布を、子どもの顔の前で揺らしながら「じーじーばぁー」といないいないばぁーの要領で唄います。次に「ちりんぽろんと飛んでったァ」と言いながら布を飛ばします。子どもは対面して遊んでくれる人を注目し、布の動きを見つめ追いかけます。これらの動きには、子どもを発達させる要素が沢山含まれているのです。 普段何気なく遊んでいる事でも、このように分析してみると楽しいものです。 <保育室化学物質の検査を受けました> 東京都の「認証保育所における室内化学物質対策実施基準」に基づく検査で、当保育室内は厚生労働省が定める基準値以下の成績結果でした。 <福祉サービス第三者評価を実施中です> 第三者評価とは、提供する福祉サービスの質を事業者及び利用者以外の公正・中立な第三者機関が専門的かつ客観的な立場から行う評価です。保育室では、常に福祉サービスを受ける者の立場に立って良質なサービスを提供して行きたいと考えています。評価結果はインターネットホームページ「とうきょう福祉ナビゲーション」を通じて講評されます。 <歯科検診を行います> 予防歯科の観点から市内の歯科医師にお願いしています。 *昨年の4月までこの通信をしていた玉木先生が創作童話を出版されました。老いて益々お元気、嬉しいことです。保育室の顧問をお願いしています。 文責 野田
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2006年2月号