2006年10月号
急に涼しくなりました。運動会の練習をしている子どもたちが多いです。たくさん練習を重ねた子どもたち、どうぞ本番に元気で望めますように。
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10月1日で10年目を迎えます。 受診する子ども達の顔ぶれも何回か変わりました。2人目、3人目のご姉弟に会えるようになり、小児科医としての喜びを感じます。子ども達の澄み切った瞳、心に触れると、気持ちが自然に凛として背筋が伸びます。毎日をすがすがしい緊張感で迎えられることを感謝しています。 年を重ね、経験を重ね、クリニック以外での仕事も少しづつ増え、三鷹市教育委員、東京小児科医会理事、日本小児科医会子どもの心対策委員など責任の重さを感じるようにもなってきました。 どんなに仕事が多様になっても、私の原点は、子ども達に聴診器をあて、子ども達の鼓動と対話をすることです。毎日出会う子ども達一人一人を大切に診療を続けていきたいと思っています。 最後に、支えてくれてるスタッフと近隣の先生方、薬局の方々、関係機関の方々に心から感謝いたします。 10年目のスタートです。 どうぞよろしくお願い致します。 |
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あきやま保育室 秋ですね。空の青さや高さに思わず目を見張る季節になりました。子どもたちの大好きなお散歩も爽やかな風の中に自然をたくさん感じられることでしょう。埼玉県では、公園に向かう園児の列に車が・・・とても恐ろしく身震いしてしまいました。当園には園庭がなく数箇所の公園に出かけています。さっそく、現在の散歩コースについて安全確認をし、引率職員の動きも明確にしました。子どもたちが安心して過ごせる社会にしたいですね。我々大人の責任です。 【食育(食教育)について】 新聞の家庭欄などによく登場している言葉ですね。食育推進運動の展開とか、食育に関する基本理念や施策など耳慣れない言葉も聞かれるようになりました。一口に食育といってますが、昨年の7月に施行された「食育基本法」という法律に基づいた様々な施策が進められているのです。法律の前文には、「子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力を身につけていくためには何よりも《食》が重要である。」「食育はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものでさる」とあります。家庭・学校・保育所・地域などを核として、とりわけ子どもに対する食育の重要性を強調しています。 皆様のご家庭ではいかがですか?一食一色を大切に考えるゆとりを持ちたいものです。我が子にはぜひ生きる力を・・・とお考えの方はまず朝食から向き合っておいしいネェとやってみましょうよ!! 【研修報告】 9月23・24日「日本保育園保健学会」に秋山先生を初め保育室からは高橋・安田が参加し、当園独自の方法を全国の保育者に報告する機会を得ました。今回は、月に1〜2回ご家庭に配布している保育記録について、この2年間のまとめたことを報告してきました。日々の保育の中で、実践していることを、自分たちだけの自己満足にならないよう、きちんと整理し振り返り、また、それらを広く開示することで、評価や反響を頂き、更に進化したものとして、再び実践へとつなげていける良い機会となりました。 【保育室より】 地域の秋祭りを、土曜保育や各家庭で楽しい体験をしてきた子ども達。特に3歳前後のお姉さんグループでは、粘土を細かく丸め棒にさし’やきとり屋’や’たこ焼き屋’と、お祭りでみた屋台を再現して遊ぶ姿が多く見られました。昔ながらの行事や催し物に参加することは、子どもにとって心に残る経験として大切にしていきたいものです。 【保護者会のお知らせ】 12月2日(土)に保護者会を行います。学芸大学教授の菅野敦先生の講演もございます。 文責 野田・高橋
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2006年10月号