2007年2月号

 もう1月が終わり、2月になりました。暖冬のおかげで、風邪も例年になく少なく、穏やかな診療です。こんなときこそ、ゆっくりと診療したいと思っています。

院長より
「クリニックの窓の飾り」

 開院当初から、窓の飾りは、子ども達に季節を感じてもらいたくて始めました。スタッフが毎月工夫をこらして飾り付けをしてくれています。

 昨年から、絵本やわらべうた、季節の話なども飾りの一つとして掲示しています。ひらがなを読めるようになったお子さん達が、文字を一つ一つひろって読んでいる姿が、とても微笑ましいです。また、お母さんとお子さんの会話のきっかけになってくれるのもうれしいことです。
 外からも読めるようにしたことで、道路を歩いている方もちょっと立ち止まってみて下さり、スタッフの励みになっています。

 クリニックの飾りを毎月みていると、あっという間に1年が過ぎてしまいます。
 2月は豆まきと雛祭りです。
 私達も子ども達と共に、季節を楽しんでいきたいと思います。



最近の流行っている病気
 インフルエンザの報告が増えてきました。お休みが多くなり学級閉鎖になったと聞きます。39度近い発熱や、38度以上で周りにインフルエンザの人がいたときは、インフルエンザを疑い検査をしています。インフルエンザではない高熱の風邪もあります。
 感染症は水痘がかなり多くなってきました。溶連菌感染症、水痘、突発性発疹、りんご病もみられています。

休診・代診の予定
2月5日(月) 午後代診 藁谷先生 
教育委員会定例会議のため
2月13日(火) 午前診療 藁谷先生
第四中学校訪問のため
2月15日(木) 午後は16時診療開始
第三小学校保健会講演

「健診をすませたお子さんをもつ
保護者の方へ」の冊子について
 上記の題名の冊子を乳幼児健診のときにお渡ししています。健診で「子育ての苦労」や「育てづらさ」になかなか寄り添えていないことから、なんとか糸口はないかと考えたものです。「子どもってこんなものかなあ」と大変さを一人で抱え込まないで相談していただければうれしいです。
 少しでも心配なことは、ご遠慮なくご相談ください。そのための冊子です。この冊子を配布し始めて、いろいろな相談が増えてきました。

4月に1年生になる皆さんへ
 麻疹・風疹の二種混合ワクチンを接種しましょう。
  3月31日までが公費負担で受けられます。是非、お受けください。

http://park12.wakwak.com/%7Eakiyama/index.html


 

KUNERUASOBI
あきやま保育室

  「オニは〜そと!福は〜うち!!」と、今月は節分があります。豆を年の数を食べると、この1年健康に過ごせるという言い伝えがありますね。年と言えば「3歳だからひとりで寝るの!」や2歳になったことをたどたどしく指を折って2本の指を立てて「2さ〜い」と、得意気に伝えてくる子ども達をみていると、この1年の成長を改めて感じるこの頃です。

【大切にしたいこと・・・】
  去年の秋に、武蔵野大学保育科学生の実習を受け入れました。先日、その実習の報告会の授業に参加してきました。その中に、秋山先生による「小児科医から保育室の子どもへのメッセージ」という講演がありました。内容の中に、保育室で大切にしたいことについて触れられていたのでご紹介します。
[1] 親子の愛着関係
[2] 生活リズム
[3] 身辺自立
[4] 遊びを通した様々な経験
 これらに基づき当保育室では、お迎え時の絵本読み・連絡帳・保育記録・専科活動など行っていますが、一つ一つの意義を再確認しながら実践していきたいと改めて思いました。
 久しぶりの学舎に、乳幼児の子ども達とは異なる学生さんのパワーをもらい、日々の保育の活力に繋げられる会でもありました。

**お知らせ**
【セキュリティーの設置】
 以前にも本通信でお知らせしましたが、警察とのホットラインが可能な110番非常通報システムが、今月中に設置される予定です。非常時に、押しボタンで警察へ通報され本部と会話ができる機能になっています。また、暗くなると証明が点き、侵入検知時にアラーム音が鳴動すると共に内蔵回転灯が駆動するセキュリティーキーパーが、玄関先に設置されます。


【専科の活動日程】
 毎週実施されていた造形が、先生のご都合により月2回になりました。
造形・・・第2・4週の金曜日
音楽・・・第1・3週の木曜日

その月によりお休みや変更等がございますので、見学等のご希望の際にはご確認ください。


文責 野田・高橋

2006年11月号

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