2008年1月号

あけましておめでとうございます。
 今年は50歳になること、結婚20周年を迎えるなど、私にとって節目の年です。
 真面目にコツコツと毎日を送っていきたいと思います。疾患を見落とすことなく、丁寧な診療を行っていきたいと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。



院長より
東京小児科医会市民公開フォーラム
「子どもたちのSOS」
日時:3月2日(日)14時〜17時
場所:三鷹産業プラザ7階
(詳細はクリニックのチラシ・ポスターをご覧下さい)

 東京小児科医会主催の市民公開フォーラムを三鷹市で開催することになりました。三鷹市の小児科医でお世話をします。いつもの先生方の、診療所では見られない側面をみることができるかもしれません。今回のフォーラムでは、子どもたちのどのようなSOSの声があるのかを知り、それを見逃さないよう、また相談できる場所がこの三鷹市にあること、0歳から教育までの各年齢にあることを知っていただければと計画致しました。
 家庭で、地域で子どもたちを職域を越えて共に大切に見守りたいと願います。どうぞたくさんの方が参加してくださいますようお願いいたします。保育も用意しておりますのでご利用ください。


小学生の保護者の方へ
アンケート調査のお礼
 お忙しい中、アンケート調査へご協力いただきありがとうございました。賛否両論のさまざまななご意見をいただきました。いただいた意見をもとに、子どもたちに役立つように時間をかけて検討を重ねていきたいと考えています。貴重なご意見を本当に有難うございました。

最近の流行っている病気
  年末にインフルエンザA型が流行していましたが、この冬休みで流行が治まっていることを願っています。インフルエンザ以外でも高熱の風邪や咳がひどいマイコプラズマ感染症があり、症状にあわせて治療していました。嘔吐・下痢症も多かったです。この症状をノロウイルスかどうか尋ねられますが、迅速検査キッドはなく確定できません。ただし、ロタウイルスかアデノウイルスかによる下痢かどうかは糞便から検査可能です。
感染症は突発性発疹、水痘がみられます。


 インフルエンザの予防接種は
引き続き行います。

 毎日の診療時間内で接種いたします。事前予約をされている方は、一般診療(#11または#17)で電話予約して下さい。事前予約されていない方は、受付にお問合わせ下さい。


休診・代診の予定
11日 午後診療 宗像先生 教育委員会
18日 午前診療 宗像先生 PTA懇談会

http://park12.wakwak.com/%7Eakiyama/index.html


 

KUNERUASOBI
あきやま保育室 1月号

  明けましておめでとうございます!!新しい年がやってきました。子ども達にお休み中のことを聞いてみると、思い思いの楽しいお正月を過ごせたようですね。ひと学年大きくなる4月からの新たな生活に向け、この3ヶ月で規則正しいリズム作りや次のステップへスムーズに移れるよう、子ども達にとって充実したまとめの時期になるよう丁寧な保育を職員一同、心がけていきたいと思っています。本年もどうぞよろしくお願いします。

【◎風邪に負けないようにっ!◎】
 冬の寒さも本番になり、咳・鼻水やお腹の風邪のほか、インフルエンザやノロウイルスなど症状がつらいものの感染も懸念される時期になりました。そんなウイルスが広まったり風邪をひかないよう、日々の生活から予防していきましょう・
<カラダづくり>
[1]寒さに負けず・・・
’子どもは風の子’と言われているように、多少寒くても戸外で身体を動かし遊ぶことで、血行を良くし抵抗力を強めたり、外気に触れることで皮膚も強くなります。
[2]手洗い・うがいの励行
水と石鹸の泡の魅力で、手洗いはとても上手な子どたち。ちょっと難しいガラガラうがいは練習中です。
[3]たっぷりな睡眠と栄養を・・・
夜は、免疫を高める細胞が活発になります。夜更かしに気をつけ、十分な睡眠と栄養をとり風邪のひきにくい、またひいても早く直せる体力をつけられるようにしましょう。
<環境>
 掃除はもちろん、換気を十分行い空気をきれいにしておくことと、温度(20℃〜25℃)や湿度(50%〜80%が理想)にも気をつけていきます。汗をかいてもそのままにならないよう、衣服の調節も大事です。


【お知らせ】
 今月の音楽は、第3・5木曜です。

【☆ママの努力に拍手っ!!☆】
 離乳食や好き嫌い、量や食べ方あるいは時間など、子どもの食事のことで悩んでいる親御さんは少なくないと思われます。先にも記したように、健康な身体づくりには食事(栄養)は欠かせないものと、皆さんもお解かりになられているので気を揉みますね。
食事に関するあるご家庭のエピソードをご紹介したいと思います。
 入室当初、食べられない食材や料理が多かったMちゃん。周りの友だちがモリモリ食べている姿を見て、本人も’食べてみよう!’という気持ちが湧き、少しずつ食べられるようになってきたのですが、どうしても食べられない物もありました。そんなある日、頑として拒んでいた野菜をパクッと自分で食べたのです!「Mちゃん、すご〜い!」と周りにいた保育士たちはMちゃんの健闘ぶりに大拍手!!
 何故Mちゃんは食べられるようになったのか!?それは・・・後日、保育記録の家庭欄に、お家でその野菜を一緒に料理する経験をした、と記してありました。いろんな物が食べられるようにというママの願いから、2歳を過ぎ出来ることが増えてきたMちゃんに、ご飯づくりのお手伝いの楽しい経験を通じ、苦手な物を克服させたママの発想と努力にも拍手を送りたいと思います。これぞまさに食育!!
文責 高橋

2008年1月号

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