2008年7月号

 数が月前に、試しに待合室に水槽をおいてみました。子ども達が、入り口から入ってきて「お魚だ!みて!みて!」と言い、また、保護者の方と一緒にみながら体温計で体温を測ってくれているのが微笑ましくて、水槽をおくことを決めました。ただ、水が落ち着くまでは命を落とす魚があり(業者の方の説明)、一番の悩みでした。最近やっと落ち着いてきて、癒しになっています。お子様と一緒にお楽しみください。



院長より

『これからの予防接種について』

ヒブワクチン
 発売と同時に接種を開始する予定です。まだ、発売日がはっきりせず、首を長くして待っている状態です。開始日がきまりましたら、予約電話でアナウンスします。
 7か月以上のお子さんは初回2回、1年後追加1回、1歳を越えて5歳未満のお子さんは1回接種です。

日本脳炎
 新しいワクチンの開発まで、日本脳炎の接種を国は勧めてはいませんが、新しいワクチンはまだ時間がかかるようです。現在、接種していないお子さんが増えてきて、小児科医は日本脳炎の発症を危惧しています。3歳〜7歳6か月までは、保護者の同意書(保健センターにあります)があれば公費負担で接種可能です。夏にむけてどうぞご検討下さい。

インフルエンザ
 昨年より保護者の方も接種しています。ニーズがあったようで多くの保護者の方がお子さんと一緒に接種されました。子どもたちもお父さんやお母さんと一緒に接種するのがうれしいようでした。今年も10月中旬から接種を開始します。予約は9月から受付で行いますので、お時間があるときにクリニックにお立ち寄りください。

 上記の予防接種を含め、三種混合や麻疹・風疹ワクチン、水痘、おたふくかぜなどの他の予防接種と同時に接種ができます(同時接種)。接種時に医師とご相談ください。


休診・代診の予定
 
9日(水) 午前診療 宗像先生
  市立第五中学校訪問のため
15日(火) 午前診療 宗像先生
  教育委員会
31日(木) 午後診療 宗像先生
  東京都医師会委員会



最近の流行っている病気
 原因がはっきりしない発疹症がみられ、発熱はなく自然に消失しています。咳がひどい時はマイコプラズマ感染症や百日せきなどを疑いながら、これらに効く抗生物質を第1選択としています。アデノウイルスやヘルパンギーナ、手足口病が多くなってきました。嘔吐・下痢のウイルス性胃腸炎もあり、食中毒との区別が必要です。
 感染症は突発性発疹、溶連菌感染症や水痘、流行性耳下腺炎が流行しています。

乳幼児健診時に
     「救急にかかる前に」 のご案内

 
 乳幼児健診時に心肺蘇生法の説明をお受けになった方には、救急のかかり方をご案内しています。
[1]日本小児科学会作成の「こどもの救急」
[2]電話相談#8000
[3]東京都医療機関案内サービス「ひまわり」

 携帯でアクセスできる「こどもの救急」で発熱(38度以上)、けいれん・ふるえ、意識がない、泣き止まない、やけど、皮膚のブツブツ、動物に咬まれた、虫に刺された、などの項目があり、対応方法と、チェックすれば受診したほうがいいかどうかがわかります。夜間など、是非、ご利用ください。
 また、三鷹市には小児平日準夜夜間診療(19:30〜22:30三鷹市医師会館)があります。







夏休み 8月6日(水)〜19日(火)まで

http://park12.wakwak.com/%7Eakiyama/index.html


 

KUNERUASOBI
あきやま保育室 7月号

  折り紙などで、きれいなささ飾りを子ども達と作りました。短冊に書かれたそれぞれの願いがかなうこと、そして、たなばたの夜にはたくさんの星が出ることを祈っています。

【♪夏のあそびっ ♪】
 さぁ、梅雨が明けたらプール遊びの始まりです。陽ざしが強くなる夏時期は、午前中の散歩は一旦お休みして、保育室前のポーチにビニールプールを広げ、水遊びを楽しみます。全身で、水の冷たさや心地良さを感じ、涼をとりながら遊べるようにします。
 しかし、いきなり冷たい水に触れることは、子どもたちも驚いてしまうので、まずは、寒天や春雨・絵の具などの素材を使って、プルプル・ツルツル・ヌルヌルや冷たい・ぬるいの感触を、手足のひらや時にはパンツ(オムツ!?)一枚になり全身で、さまざまな感触をダイナミックに感じられるよう段階を踏んでいきます。
 2歳半から3歳児中心のあんずグループでは、手足の動きがだいぶ器用になってきたので、寒天の型抜きから素材をこんにゃくに換え、子どもが自分で型抜きした物を、調理して給食に出してもらうなど、グループ担当者のアイデアで、遊びから食育へつながる計画などものしています。
 夏ならではの遊びを通して、子ども達には、いろんな体験をしてもらいたいと思っています。

【◎ 避難場所について ◎】
 近年、毎年のように各地域で大規模な震災が起こり、先月も岩手・宮城地域で大きな地震がありました。保護者の方から、避難場所についての質問がありましたので、再度確認させていただきます。
 当保育室は三鷹市ですが、線路を隔てて武蔵野市側に所在している為、一時避難場所を「西久保公園」。広域避難場所を「武蔵野中央公園」としています。西久保公園は、慣らし保育時など、保護者の皆さんにも同行してもらい場所を把握していらっしゃるかと存じますが、中央公園は、こちらとなりますので、ご確認・把握をお願いいたします。
 また、スポット保育室「チューリップ」と病後児保育室「あきやまルーム」のお預かりのお子さまも同様になります。
(武蔵野中央公園サービスセンター TEL 0422-54-1884 〒180-0011武蔵野市八幡町2-4-22 )


文責 高橋

2008年7月号

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