2009年5月号

 若葉が美しい季節で、外出する機会が多くなります。お子さん達の体力や生活リズムを考慮して計画をたてましょう。子どもたちが休み明けに園や学校で長氏を崩さないようにしたいものです。



院長より

「子どもの紫外線対策」
       
 日射しが強くなってきました。紫外線についての質問が多くなってきました。紫外線の代表的な急性障害は「ひやけ」で慢性障害は「皮膚がん」です。予防には

[1] 日光にあたる時間を少なくする
(特に正午前後)
[2] 帽子・洋服などで物理的に防御する
[3] 日焼け止め剤を正しく使う

日焼け止め剤には日焼け(赤くなる)のを防ぐSPF値と色素沈着(黒くなる)のを防ぐPA値があります。

日常用は
  SPF値10〜20
  PA値+〜++くらい、
レジャー用は
  SPF値30〜50
  PA値+〜+++くらい

がよいそうです。
 子ども用製品一覧を院内に掲示していますのでご参照ください。


乳幼児健診を受けられる方へ
 当院で乳幼児健診を受けられる場合に、その際に下記のような取り組みを行っています。どうぞご利用ください。

1回目   救命救急蘇生法の紹介
2回目   小児救急の紹介
3回目   生活記録

最近の流行っている病気
 新型インフルエンザの情報が刻々入ってきます。正しい情報と冷静な判断が要求さえています。是非、公共のニュースにご注意ください。当院でも厚労省や保健所、医師会の情報を院内でお知らせしていきます。

 インフルエンザはやっと少なくなってきました。現在は高熱が続く風邪、咳がひどい風邪、嘔吐下痢症が多いです。
 感染症は溶連菌感染症、突発性発疹、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、水痘が流行しています。
 これからの季節は食中毒が多くなります。生ものの管理、充分な加熱などにご注意ください。
 

予防接種について
 「同時接種」という方法があります。これは主治医の判断で行いますが、いくつかのワクチンを同じ日に接種する方法です。すでにヒブワクチンと三種混合ワクチンは同時接種が推奨されています。同時接種に関するご質問はご遠慮なく受付にお尋ね下さい。


休診・代診の予定
 
1日(金) 午後診療 宗像先生
 教育委員会
26日(火) 午後診療 宗像先生
 都母子保健講習会
30日(土) 午前診療 宗像先生
 日本子どもの心研修会(仙台)

木曜日午前診療は西堀先生です

http://park12.wakwak.com/%7Eakiyama/index.html


 

KUNERUASOBI
あきやま保育室 5月号

  子どもも私達大人も新しい生活や環境に少しずつ慣れてきた頃ですが、同時に疲れも溜まってくる時期でもありますね。そんな中でも、朝、子どもと顔を合わすと笑顔で寄ってきてくれたり、哺乳瓶が苦手で泣いていた子が保育者から安心して授乳されるようになるなど、子どもたちとの関係が確実に築けていることを実感できると、保育者みょうりに尽きると疲れも吹き飛びます。
 また、この時期、当保育室の取り組みとして、この3月に転園した子たちがどのように新しい生活の場で過ごしているか転園先に様子を伺いに訪問させていただいています。まだ、各園をまわっている最中ですが、どの子も新しい環境に順応し落ち着いて元気にしている姿を確認することができ、一人ひとりの頑張りや成長を嬉しく感じます。

【 ♪子どもとあそぼ♪ 】
 緊張している子も、スキンシップをとりながら遊ぶと少しずつリラックスして笑顔がみられるようになります。私たち大人も、人の「ぬくもり」を感じるとホッとしますよね。そんな安心できる時間がお子さんと持てるよう触れ合い遊びを紹介します。わらべうたです。

「じごく・ごくらく」 揺らし遊び
 1対1から父・母・子など複数人で楽しめます。唱え歌の拍子にのせられて、揺りかごのような“極楽”を味わうか激しい揺れの“地獄”か、というのがこの遊びの魅力です。
 
     ♪じごく ごくらく えんまさんの まえで
      おきょうを よんで はすのはな(極楽)へ とんでゆけ♪
                  はりのやま(地獄)へ すてられた♪
<乳児の場合の遊び方> 
 大人が子どもを横抱きにし、目をしっかり合わせながら、極楽はゆったりと地獄は大きく左右に揺らします。 ‘飛んでいけ〜’でぐるりと抱っこしたまま回転しても面白いですね。(2人、3人の場合の遊び方は、紙面をご覧ください)
 是非、ご家庭でもちょっとした時間にお子さんと行ってみてください。

【お知らせ】6月27日(土)10時から14時保護者会を予定しています。


文責 高橋

2009年5月号

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