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2010年4月号

 先月、80歳の母が8年ぶりに九州から遊びにきました。久しぶり(22年ぶり?)の親子の生活です。母から「車に気をつけなさい」「忘れ物はない?」などと毎日声をかけられました。つい「大丈夫!」と子どものときと同じように口答えしてしまい反省しました。その1週間で親孝行できたかどうか・・・。
 新学期が始まります。子どもにつまずきがないように気を配る親の姿は昔も今も同じかもしれません。



院長より

「私の木曜日」

  昨年から木曜日の午前中は代診です。この代診の時間帯に私は下記のことを行っています。

[武蔵野大学非常勤講師]
 昨年より、前期(4月から8月まで)保育看護の講義を行っています。将来、保育士を目指している学生と病気をもつ子どもたちの保育を一緒に考えるのはとても楽しいです。

[国立精神神経センター神経研究所研究生]
 以前、研究をしていた神経研究所の研究生になり、再度、臨床から疑問に思った筋肉の病理に関して研究をさせてもらっています。結果がでるかどうか不安ですが・・・。

[特別養護人ホーム回診の見学]
 昨年9月から、月1回、高齢者の生活と必要な医療を教えてもらっています。人生において幼少時に何を培っておけばいいか、ヒントが得られるかもしれません。今年も9月から出かける予定です。

[その他]
 教育委員会の仕事で学校訪問や、施設の嘱託医健診などを行うこともあります。



最近の流行っている病気
 新型インフルエンザがまたみられるようになってきました。高熱の風邪もあり区別しなければなりません。高熱と共に結膜炎をおこす風邪もあります。
 鼻炎などのアレルギー症状も多いです。
 感染症は、突発性発疹、水痘、溶連菌感染症、流行性耳下腺炎がみられます。


予防接種のご案内
現在ヒブワクチンは申込後1ヶ月程で接種が可能です。肺炎球菌ワクチンや子宮頚がん予防ワクチンは随時接種できます。是非、ご検討ください。
新中1のお子さんはMRワクチンを早めにお済ませ下さい。



4月休診・代診の予定
 
2日(金) 午前診療 宗像先生
 教育委員会着任式
6日(火) 午前診療 宗像先生
 第二小学校入学式
午後診療 宗像先生
 教育委員会
7日(水) 午前診療 宗像千氏
 第五中学校入学式

木曜日午前診療は西堀先生です

http://park12.wakwak.com/%7Eakiyama/index.html


 

KUNERUASOBI
あきやま保育室 平成22年4月号

  いよいよ新しい年度がスタートしました。大人も子どもも新たな環境に緊張しますね。生活のリズムが変わるご家庭も、なるべく子どものペースを意識して生活をすすめて欲しいと思います。そして、私たちも子ども達にとって保育室が安心して過ごせる場所となるよう、ひとりひとり丁寧に関わっていき信頼関係を築けるよう努めてまいります。
どうぞよろしくお願いします!!

☆ 生活リズム ☆        

 当保育室の1日の流れをご紹介します。
【順次登園】 受け入れ
自由あそび
排泄
【 9:00 】 おやつ(牛乳・クッキー)
挨拶後の登園時には水分補給のみとなります
排泄・散歩準備
【 9:30 】 活動開始(主に散歩・水分補給あり)
各グループでの活動となります
帰園後 手洗い・排泄
【10:45 】 乳児離乳食
【11:30 】 幼児給食
食後 歯磨き・排泄・午睡準備
【12:00 】 順次午睡
【14:40 】 起床
【15:00 】 お集まり・おやつ(牛乳・補食)
【15:30 】 午後保育開始(散歩や室内あそび)
順次お迎え・ご家庭へ申し送り
【17:00 】 排泄・水分補給
【17:30 】 合同保育
【18:00 】 排泄・水分補給
乳児は、個々のリズムで睡眠や授乳を行い、幼児に向けてこのリズムを作っていきます。

 上記のような流れで過ごす中で、子ども達に、次の力をつけていきます。

【見通しを持って生活を送ること】
 生活に見通しが持てるよう、毎日同じ流れ生活し、身のまわりのことを自ら取り組む意欲や技術が身につけられるようにします。

【歩いて散歩】
 歩行を開始した子から、散歩時、歩くことを中心とします。夜の就寝が遅くなり朝機嫌が悪くても、定時に起こし午前中、外気やお日さまの陽に触れながら歩いたり身体を動かすなどの遊びをしかり行うことで、リズムの乱れがリセットしやすくなります。

【お集まりの時間】
 起床後、着替えを終え順におやつのテーブルに着席する友達を「待つ」間に、保育者が子ども達への手遊びやわらべ唄などのパフォーマンスを披露します。子ども達は、様々なパフォーマンスに魅了され、低月齢の子もじっと見ています。ある程度の時間、座っていられることが習慣づけられるようにします。また、子どもも大人も全員集合する時間なので、みんなで「おはんじ、ハイ!」と呼名します。
文責 高橋

2010年4月号

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