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2012年3月号

 今年度も今月で終わりです。卒業式や終業式があり、お子さんの一つの節目を感じる季節ではないかと思います。この機会にお子さんの成長を実感し、これまで慈しみ育ててきた親としての自分たちを振り返り、ご夫婦で労をねぎらう機会にしてはいかがでしょうか。私は診察室でいつもしっかりお子さんを見ておられる保護者の方をえらいなと思っています。



院長より

「私の速い診察」

  私の診察は子どもたちから「もう終わったの?」と言われるくらい速いです。それは、基本的にできるだけ病気のお子さんを待合室で長く待たせず、一刻も早く自宅で養生していただきたいと考えているからです。
 速い診察をどのようにしているか・・・小児科で最も多いのは流行性の病気です。診察室で多くの子どもたちと出会うと、各年齢で流行している病気がわかります。同じ病気に出会っていくと、いくつかの症状があることがわかり、子どもたちの症状を読みとることができます。当院では保護者に問診票に症状を書きいれてもらっていますが、私は診察室に入られる前に読み、診察室に子どもたちが入ってきたときから診察が始まり、問診票に書かれた症状がどの程度かなど見ています。診察の所見と、症状と、近隣での流行している病気とを重ね合わせていき、症状と所見や経過が合致しないときに、いろいろ可能性がある病気を考えます。その際、もっとも早急に診断をしなければならない病気から鑑別をし、病気が起こりうる頻度、医師としての経験を加えて診断に至ります。病気の説明はもっとも可能性のある病気の話をし、稀な病気は不安を与えるだけになるので避けています。よくインターネットの情報で多くの病気を想定し悩んで来院されますが、悩んだときは早めの受信をお勧めします。それは無用な心配が多くなくなるからです。少しでも早く病気が治り、子どもたちが通常の生活に戻ることをいつも願っています。


最近の流行っている病気
インフルエンザがA,B型ともに流行していますが、一時期の大流行は過ぎた感がします。学校保健安全法は4月に改正の予定です。インフルエンザの場合は、学校では発症した後5日かつ解熱ご2日、就学前の子どもたちは発症した後5日かつ解熱後3日となるようです。当院では、現在もそれに近い状況で登校・登園になっています。
 インフルエンザ以外には感染性胃腸炎、プール熱、ロタウイルスが流行し、鑑別に苦慮しています。
 感染症として、溶連菌感染症、りんご病、水痘、流行性耳下腺炎、突発性発疹がみられています


今月の休診・代診の予定
 
3日(土) 午前診療 宗像先生
 上連雀保育園
5日(月) 午後診療 宗像先生
 教育委員会
7日(水) 午後診療 宗像先生
 東京都医師会
19日(月) 午前診療 宗像先生
 第五中卒業式
23日(金) 午後診療 宗像先生
 第五小卒業式

木曜日午前診療は西堀先生です

http://park12.wakwak.com/~akiyama/


 

KUNERUASOBI
あきやま保育室 平成24年3月号

  早本年度の目標として「笑顔であいさつ・感謝の気持ちをきちんと伝える」を、保護者の方がたと共有させて頂きたく本通信にも毎月記載しましたが、みなさん(スタッフも含め)この一年の達成度はいかがだったでしょうか?
 人は気分や体調が良いと笑顔で余裕をもった態度で人と関われますが、そうでない時は、無意識や悪気がなくても無表情だったり声をかけづらい印象を、相手に与えてしまうことが多いですね。子どもの反応は顕著で、私の行動や表情を見ながら「遊ぼう!」と寄って来たり、逆に忙しそうと察してサッと去る(親子関係ならぐずったりするでしょう・・)等、ギヤップを感じることが保育のなかでもあり反省させられます。子どもも大人も、「機嫌よく過ごす力」を身につけることは、社会(家庭も含め)の中で、人間関係を円滑にする大切なことです。私達も、この1年自分の振る舞いを振り返り、引き続き心掛けたいです。

【 保育室の生活のどうして?シリーズ】         

その9:シンボルマーク(自分の印)
 0〜2歳児の保育では大抵、個人の荷物や場所にその子用のマークがついています。それは、1歳前後になると日常で使っている「自分の物」を認識していくようになるので、まだ字が読めないこの時期には、持ち物やしまう場所に絵で印し意識づけられるようにするのです。
 下駄箱やロッカー・シングから家庭連絡帳等(当保育室では自分の食事場所がわかるように1歳児グループまでも椅子にも)に、シンボルマクをつけ自分の物や場所ということを覚えられるようにし、自分で使う・片づけるなど自ら生活を進めていけるようになる目的としています。また、2歳ごろには、「自分の物」と「他者の物」の区別が解るようになり、更には「共有物」と社会生活において不可欠な物の分別理解がなされていきます。ご家庭でも、オモチャ入れなど絵での印は、子どもの身辺自立に向けての取り組みにとても有効です。

【 年長児の巣立ち】         
 本年度も今月で終わり、あんずグループの2歳児や二重保育の年長児の子ども達は、新たな集団へと巣立っていきます。
 二重保育とは、スポット保育室「チューリップ」の枠として設け、当保育室の最終学年2歳児まで利用された方を対象に、共働きでも幼稚園に進路を希望されたご家庭への支援として、今春小学校へあがる子ども達の代から開始し、保護者の方とも持ち物の扱いから色々相談しながらつくってきました。2歳児までの保育室としては、このような形で0、1歳児よりお預かりし、6歳までの子ども達の成長亜k亭をご家庭と一緒に見守らせていただけることは念願でした。3〜5歳児に経験させておきたいことを考え、帰園後あるいは夏、冬など長期休暇時の全日保育の計画を立てました。また、各幼稚園との連携などもとても勉強になりました。まだ歩けなかった子達が、字を書いたり友だちの思いを汲んだ行動をとった姿を見ていると感慨です。これからも、1人ひとりの良さを伸ばしながら、健やかに育っていくことを願っています。

文責 高橋

2012年3月号

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