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2012年12月号
今年も残すところ1か月となりました。今年も無事に過ごせたことを感謝します。今年は開院15周年を迎えたこと、そして2期8年の教育委員会の任務を終えたこと等が大きな変化でした。来年は私の夢がかなうように挑戦をする年になりそうです。よいお年をお迎えください。
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年末は 12月28日午後〜1月5日まで |
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あんずグループの子どもたちが、自分たちで掘ってきたさつま芋でスウィートポテトを作りました。前日にお芋洗いをし、当日、蒸かしたお芋をつぶして丸め、卵を塗り最後にトッピングで飾り付けをする工程を、どの子もとても集中して行っていました。 芋類が苦手で、給食に出た時は苦戦している子が「食べた〜い!」と自ら言い(まず、その言葉に周りの大人はびっくり?!)、パクっとお芋を食べる姿があったり、食べられる食材が限られている子が、お芋と一緒に掘ってきた大根を家で料理したら「食べてくれました♪」と、親ごさんから嬉しい報告を伺ったりもしました。自分で獲ってきた物や手伝って作った食事は、『満足感』というスパイスが味付けとなり子どもにとって特別な物に返信するのだと改めて思いました。 これから忙しい年末年始に突入しますが、ご家庭で過ごす時間も増える時期なので、おぼつかないかもしれませんがご飯作りのお手伝いにチャレンジさせてあげる機会を作ってみても良いですね。 【 保育室の生活のどうして?シリーズ】 その17:通園鞄について 保育室に持ってきていただく荷物は、スペースの問題もありますが、レジカゴバッグ大の通園鞄に入る量で、その日使用する分の衣類やオムツ、パジャマ、洗濯ネットに使用済みのおむつを入れるビニール袋、月齢により歯ブラシをお願いしています。 1歳くらいより、自分でオムツやパジャマを鞄から出す取り組みが始まるので、あまりギュウギュウに入れてしまうと、なかなか取り出せなかったりグチャグチャになって子どもが扱いづらくなってしまいます。ときには、こっそり私物のオモチャが紛れていて着替え時にひょっこり出てきて、着替えに集中出来なくなってしまうこともあります。その為、保育中に使用しない物は鞄に入れないようにご協力頂いています。 私物を置いたままに出来ず、親御さんにはご不便を感じさせてしまう点もあるかと思いますが、今まで子ども達の成長過程を見ていると、身辺の自立へ向け自分の荷物の扱いを覚えて行くには、この荷物鞄は程よい大きさと量と感じています。 【面談を終えて ・・・】 先月で個人面談が終了しました。開室当初より、当保育室をご利用いただくご家庭は、ご両親で送迎を協力し合ったり面談や保護者会など一緒にご出席くださる方が多く、育児への関心・意識が高いといつも感心しています。 今回の面談でも、ご家庭でのお子さんの姿や対応法、育児に対する疑問などパパ目線ママ目線でお話を伺うことができ、とても勉強になりました。 また、皆さんのお話しの中で、1歳児のちょうど赤ちゃんから幼児期へ以降する時期の生活リズムづくりや要求の対応に苦慮されていること、子どもとしては準備は出来ているのですが大人の意識として、脱・赤ちゃんへのシフトがなかなか難しいことを感じました。今後、その部分を整理しながら、親子が次のステップに向かって行けるよう私たちにできることを考えていきたいと思いました。 文責 高橋 年末年始休業:12月29日(土)〜1月3日(木) |
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2013年1月号