アロマセラピーサロン Lourmarin ルールマラン を主宰するsakiさんによるアロマエッセイです


第4回 ポマンダー


乾燥する冬のこの季節はポマンダー作りに最適だといいます。そこで、私もポマンダーを
作ってみました。ポマンダーとは、中世ヨーロッパで作られた香り玉のことで、魔よけや
虫よけ、疫病よけとして利用されていました。もともとは、金や象牙でできた穴のあいた容器
のなかにハーブなどを詰めたもので、貴婦人がネックレスのようにしたり、ペストに感染しな
いよう持ち歩いたりしていました。現在はオレンジやアップルなどのフルーツにクローブを
刺したものが一般的で、殺菌効果・防臭効果・虫よけ効果もあるため、キッチンなどの香り
のインテリアとして利用されています。また、ポマンダーは精油を使用しないため手軽に香り
 を楽しむことができます。





<用意するもの>
オレンジ 1個 (その他、ライムやリンゴなどでも)
クローブ(写真右) 約40g
シナモンパウダー 小さじ2杯
リボンかセロハンテープ、爪楊枝か竹串、ビニール袋、新聞紙、飾り用のリボンなど

<作り方>
・ オレンジのへたをとり、セロハンテープまたはリボンを十字に結びます。
・ テープにそって、オレンジの表面に爪楊枝などで8?10ミリ間隔くらいで穴をあけながら、
クローブを刺していきます。果汁が出るので、新聞紙などを利用してくださいね。
・ まんべんなく刺し終えたら、シナモンパウダーをいれたビニール袋にオレンジを入れます。
(テープははがす)
・ 粉をまんべんなくまぶしたら、粉をよくはたいてとりだし、風通しの良い場所で2〜3週間
乾燥させます。
・ かちかちに乾燥したら出来上がりです。後はリボンなどを巻いて飾って下さい。
※ 高温・多湿のところではカビがはえることもあるので注意が必要です。




フルーツにクローブを刺しているときは、甘酸っぱい香りとスパイスの香りが部屋の中に漂
い、とても良い気分です。もともとポマンダーはお守りとして悪いことから身を守ってくれる
という願いもこめられていたそうです。良い香りにつつまれながら、一つ一つ心をこめて、
願いをこめて作ることをお勧めします。


これは乾燥させる前のポマンダーです




sakiさんによるアロマセラピートリートメントをご利用になりたい方は下記にお問い合わせ下さい

アロマセラピートリートメント(女性限定・予約制)
Lourmarin ルールマラン

英国式リフレクソロジーとアロマトリートメントで
日ごろのストレスを忘れ、一時の癒しの時間を
お過ごし下さい。お家まで出張も致します!   


167-0042 杉並区西荻北5-11-15
崎谷 明子
п@090-4599-8458
e-mail sakiyan3@kb3.so-net.ne.jp

このページトップへ 「ようこそ!アロマの世界へ」トップへ 「コラム」トップへ

2005年新年先取り号