ユーカリ・ラベンダー・ティートリーは抗ウイルス作用、殺菌作用があるお勧めの精油です。 |
(ユーカリ2%のフレッシュナーで、空気中のブドウ球菌の70%が死滅したという実験報告 |
があります。ブドウ球菌は食中毒を引き起こす代表的な細菌です。)ペパーミントやグレープ |
フルーツ、レモンなども殺菌・消毒作用があり、殺菌・消毒作用がある精油はこの他にも意 |
外に多いので、お手持ちの精油の作用を調べてみるのもよいかもしれません。 |
また、風邪をひいてしまったときにも精油によって症状をやわらげることができます。 |
ペパーミントやティートリーの精油を1〜2滴入れた水でうがいをすると、のどの殺菌になり |
ます。また、せきがでるときには精油を加えたトリートメントオイルで胸や肩、背中をやさしく |
マッサージしてあげると、吸入効果だけでなく、せきによる筋肉の緊張をゆるめてあげるこ |
とができます。せきには、オリガナム、サンダルウッド、またユーカリが効果的だといわれ |
ていますが、ユーカリは強力な精油で喘息などの場合、咳を余計誘発させてしまうという意 |
見もありますので、使用に関しては本人の体調や体質なども考慮したほうがよいでしょう。 |
のどの痛みには、サンダルウッドとユーカリを使用したトリートメントオイルをのどの周辺に |
軽くすり込む方法もあります。また、汗を出したほうが楽になるような場合には、ジュニパー、 |
ローズマリーなど発汗作用のある精油で足浴をするのもよいでしょう。 |
トリートメントオイルはスイートアーモンドなどのキャリアオイルに精油を1〜3%加えて作り |
ます。直接肌に触れるものなので子供への使用には注意が必要です。子供への精油の |
使用に関してはいろいろな意見がありますが、やはり安全性が高く毒性のないものをお |
勧めします。ベビーマッサージの権威であるピーター・ウォーカー氏によると、「よく薄めた |
ラベンダー、カモミール、ティートリー、ミルラ、フランキンセンスは生後2ヶ月から使用でき |
る」ということですが、赤ちゃんにはラベンダー、カモミールのみを勧めるセラピストも多数 |
います。歳までの子供の場合はやはり安全性の高いものを、8歳〜14歳ころでも精油の |
種類は大人と同じでも濃度は7歳以下と同じく大人の半分にするようにしてください。 |
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また、精油を使用しても(使用しなくても)症状が良くならないときはお医者様に診て戴く |
ことが大事でしょう。 |