アロマテラピーサロン Lormarin(ルールマラン) 主宰のsakiさんによるアロマコラムです。


第8回 手作り化粧水

 新緑が眩しく、花々も色とりどりになり本当に嬉しい季節となりました。
でも、この季節になると理由はわかりませんが私は肌のコンディションが
最悪となり、悩みのタネなのです。そんな時活躍するのが、手作り化粧品
です。市販の基礎化粧品は頻繁に買い替えることができませんが、手作り
化粧品なら肌の症状別に少量ずつ作ることができます。特に化粧水は手軽
に作れてお勧めです。
以前テレビでも放映されたのでご存知の方もいるかもしれませんが、今回
はハンガリーウォーターという化粧水のレシピをご紹介します。
ハンガリーウォーターは化粧水あるいは香水のはじまりといわれているもので、別名「若返りの水」ともいわれています。14世紀のハンガリーの王妃エリザベートは70歳をこえ、リュウマチに悩まされていました。
ある修道士がそんな王妃のために作ったのがこのハンガリーウォーターで、それにはローズマリーなどのハーブが使われていました。王妃がこの香水を毎日使い続けたところ、リュウマチが良くなっただけでなく、若さと美貌を取り戻し、50歳も年下のポーランド国王にプロポーズされたという逸話が残っています。
この話が本当かどうかは疑問が残るとこですが、ローズマリーには抗リウマチ作用だけでなく、強い収斂作用がありたるんだ皮膚や腫れにも効果があると言われているのでまんざら嘘でもないでしょう。
さて、作り方ですが、当時の作り方はウィーンの王立図書館にレシピがあ
るらしいということですが、現在では本格的に時間をかけてドライハーブ
から作るもの、手軽にエッセンシャルオイルから作るものなど、さまざま
なレシピがあるようです。基本はローズマリーと数種類のハーブをアルコ
ールにつけこむもので、それを精製水やフローラルウォーターで薄めて使
用するというものです。

【 ハンガリーウォーターのレシピ 】

材料
 無水エタノール 100cc(ウォッカでもよい)
 精製水     100cc
 乾燥ハーブ   ローズマリー・ペパーミント・ローズ・レモンピール各10g

作り方
 @容器に無水エタノールと乾燥ハーブを入れて蓋をして、よくな
  じませる為何度か振ります。
 A精製水を注ぎ口一杯まで入れ、またよく振って混ぜ合わせま
  す。
 B1〜2ヶ月冷暗所で寝かせたら、ハーブを取り除き出来上が
   りです。その間、可能なら毎日容器を振り、またハーブが
  水分を吸って上部に隙間ができるようでしたら精製水を
  足して下さい。
 C使用時は、精製水やフローラルウォーターなどで薄めて使用
   します。化粧水のほか、お風呂に入れたり石鹸作りに使用
   したりすることもできます。

1〜2ヶ月も待てない場合は、乾燥ハーブを精油に換えれば簡単に作るこ
とができます。ただ、レモンの精油は光毒性があるので、使用後は直射日
光にあたらないよう気をつけましょう。また、ローズマリー・ペパーミントは
妊娠中の方は使用をさけたほうがよいでしょう


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