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第12回 スマトラ島沖地震に学ぶ

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 今から9年前の2004年12月26日、インドネシアのスマトラ島沖で、マグニチュード9.1という東日本大震災とほぼ同じ世界最大規模の巨大地震が発生しました。この地震によりインド洋大津波が発生し、死者・行方不明者は30万人とも報じられた大災害となったことは、皆さんの記憶にもまだ残っていると思います。

 この地震で注目しなければならないのは、この地震発生後のことです。まず、大きな余震が何年にも渡り発生し、最大級の余震は、実に約5年半後に発生したということです。そして二つ目は、この地震以降、インドネシアでは地震が急増しているということです。

 東日本大震災以降、震度5以上の大きな地震だけではなく、震度4や3といった地震も増えているように感じませんか?最近も千葉県や茨城県あたりを震源とする最大震度4の地震が相次いで発生しています。このようなことから考えると、私たちが今後大地震に遭遇する可能性は相当高いと覚悟する必要がありそうです。

 国は、昨年の12月に首都直下地震の最新の被害想定を公表しました。その中では、三鷹市の最大震度は震度6強、都内では大きな被害が発生するとされていますが、防災対策を行うことにより、被害を大幅に減じることができるとも記されています。私たち一人ひとりが、これまでの教訓を深く心に刻み、これたらも油断なく備え、防災対策を進めていけば、たとえ大地震が発生しても、被害を最小限に食い止めることができると思います。

 これからも共に頑張りましょう!

2014年1月号


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