HOME>コラム>三鷹のハハヂカラ(母力)!>ふらっとヨーガ教室が生まれたチカラ!
何を食べ、どう生きて行くのか永遠のテーマでもあります。 食べ物として体内に取り入れ、咀嚼し栄養となり、排泄される。 そのものの生命を頂く。 植物、生き物、いずれも空気がないと生 きて行けない。 |
春先からずっと喉の辺りに痰が溜まり、嫌な咳が止まらなかった。 空気の奇麗な山々、高原、海辺などに行くと、自然と呼吸が深くな
り、手足が生き生きと伸びてくる。 騒音、大気の汚れ、みんな人間のエゴが生み出したもの。これも自 然の一つである。 |
人間の業は限りなく深い。 ヨーガの醍醐味は呼吸である。呼吸で心身を浄化する。 呼吸を深める為に、アーサナで身体の隅々を動かし、胸を開く、そしてエネルギーの通路を刺激して流れ易くする。 汚れのない食事と書きましたが、今現代、日本でサットバな食が如何に困難か、これは、頭を悩ます所でもあります。 私にとって、ここら辺は、少し言葉を濁して、思い込み健康法とでも言いましょうか。 |
外からの情報だけに頼るのではなく、目の前の素材を、どうすれば引き立つのかを感じます。 日本の食料自給率が40%を切っているとの事。遠くから運ばれて来る食料には有限のエネルギーが掛かっています。 今の時代、山にでも籠らない限り、電磁波、食品添加物などから身を守れそうにありません。 自分の手に負えるものだけ、自分の手に収まるものだけ、とても小さく心を尽くせる範囲で生活して行きたいものです。 今、この原稿を書いているダイニングテーブル(リサイクルショップで買ったもの)、小さな食器棚、チクタク時を刻む掛け時計(亡き弟から譲り受けたもの)、必要最低限の家具達、どれもこれも大切で、愛おしくすら感じてしまいます。 目に見えるものは、全て有限です。 加工され過ぎた食品、エネルギーは本来持っている能力を鈍らせてしまいます。 素足で歩く森の中、暖かい海でポッカリ浮かぶ心地好さ、そして、子供達の心の底から溢れ出す笑顔、これ以上、何を望むのでしょう。 simple food simple life
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2014年6月号