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【第1回】 人生の最後は「古本屋のおばあちゃん」
「どうして古本屋をやろうと思ったの?」と聞かれると、いつもこう答えている。

昔から、「生涯ずっと仕事をしている人」でありたいと思っていた。
「人生の最後は古本屋のおばあちゃんがいいなぁ」と思うようになり、「でも、おばあちゃんになってから始めるのは大変」だし、「いろいろ条件がそろった」ので古本屋開業の準備を始めたのが2012年の終わり頃…なのだが、このとき急に思いついたわけではない。

記憶をさかのぼってみると、約20年前、前職(テレビや出版物の制作)にあった頃、兄とのふとした会話が「小さなはじまり」だった、と思う。(もっともその後10数年ずっと忘れていたのだが…)


★はじめまして。ネット古書店「ママ猫の古本やさん」の大泉と申します。開業して約1年半。若葉マークがやっととれたような段階。私でいいの?…と思いましたが、今ここで、1年半を振り返ってみるのも意味がありそうだし、何より、「ママ猫の古本やさん」立ち上げにあたって、数多くの方に支えていただいたので、その感謝もこめて、連載をお引き受けすることにした次第です。今月からしばらくおつきあいくださいませ☆


前職は、テレビや出版物の制作にかかわる仕事だった。テレビ制作では「リサーチャー」という仕事、出版物ではライター業。「リサーチャー」というのは聞きなれない職種名だと思うので、その仕事内容を簡単に説明しようと思う。

番組によっても多少異なるが、たとえば、ある科学情報番組では、毎週、新ネタ会議、追加リサーチ会議があった。

まず、新聞記事や本などから「これはおもしろい」と思うネタを見つけ、新ネタ会議に提出する。そこでネタが通ったら、それに関する論文や記事をさらに調べたり取材をして、「追加リサーチ会議」に資料としてまとめて持って行く。

いくつもいくつもネタを出して、その中からようやく1つに「GO」がかかる。すると、ディレクターと構成作家がついて、実際の映像として制作していき、放送にこぎつける。

リサーチャーの仕事で一番おもしろかったのは、本屋や図書館、資料室などを歩きまわって資料を探し、専門家の方に取材をしていくなかで、それまで知られていなかった事実がわかったり、バラバラだった事柄が1つにつながったりすること。テレビ制作はチームで動く。みんなで作り上げる楽しさや、いい番組になったときの達成感も清々しいほど気持ちよかった。

こんな感じで、テレビや出版関係の仕事を夢中になってやっていた頃、兄が半年ほど入院。ある日、兄が「これからは皆、インターネットで買い物をするようになるよ。僕も、そのうち会社やめて、ハワイあたりに行って、アロハでも売ろうかな〜」とつぶやいた。

兄はコンピュータの会社にいたので、そうした情報を持っていたのだろうが、楽天はまだ無く、amazonがアメリカでようやく産声をあげた頃。私には夢物語以前の話に思えたが、一応、「アロハねぇ。アロハもいいけど、お兄ちゃん、本たくさん持ってるから、古本屋でもやったらいいんじゃないの?」と、軽〜く流したのだった。


★ネットで古本屋というのは兄に向けて言った言葉だったこともあり、その後10数年ずっと忘れていました。来月は、テレビの仕事を離れ、古本屋になろうと決めた思いを書こうと思います☆


【プロフィール】
ママ猫の古本やさん
猫好き(だけど猫アレルギー)店主が選んだ 猫本と絵本のインターネット古書店です。
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2015年1月号

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