HOME>コラム>三鷹のハハヂカラ(母力)!>Keep on Smile CAFEを立ち上げたチカラ
私がカフェを始めるキッカケの一つは、主人の言葉でした。 以前私はスポーツインストラクターとして働いていました。休みのないこともしばしばでしたが、やりがいを感じ楽しくやっていました。結婚しなかなか子どもに恵まれず、不妊治療をし、あきらめかけた頃になんと一人目の妊娠!出産を機に退職して、子育てに専念することにしました。 40才まではゆっくり子どもと一緒にいろんなことして過ごそう!そして40代になったら、何か始めよう!と漠然と思っていました。幸いなことに二人目の子どもも授かり、30代は子ども中心の生活でした。 ついに迎えた40代!背中を押してくれたのは主人の一言。 「40代になったけど、自分で何かやるんじゃないの?」でした。 「うわーそんなこと言ってたっけ?ていうか、なんだかんだ充実してるのに」と私。 正直、毎日子どもと一緒に遊んだり、習い事に連れて行ったり、ママ友との時間を楽しく、忙しく過ごしていた私。いろいろやっていると思っていた私にとって、主人の何気ない言葉はちょっと衝撃的な一言でした(笑) でも心に何か響くものがあったのも確か。昔の自分の想いをふと思い起こさせるキッカケになったのです。 主人はそのことをまったく覚えてませんでしたが(笑) 実はその時、上の息子のことで悩んでいたこともあって、まずは気になっていた講座に参加してみよう! 子どもがいるからと言い訳していた自分の背中をちょっと押してみたわけです。 |
二つ目のキッカケ。まさにこれは私の転機ともなる「勇気づけ講座」への参加でした。 主人の言葉に引っかかりつつも、自分で何ができるのかわからず、子育てに慌しく過ぎる毎日。 なかなか行動に移すことの無かった私でしたが、前述したように息子のことで悩んでいたことがあり、毎夜ネットサーフィンを繰り返していた中で、「勇気づけ」という言葉に行き当たりました。 読めば読むほど興味深く、自分でも子どもたちに対してやってみたいという思いから、まずは何か気軽に行動してみよう!のつもりで講座に参加しました。 実際に参加してみると、勇気づけられたのはママである自分だったように思います。 実践してみると子どもも何となく変わる・・・楽しくなりました。 ある時、一緒に学んだ仲間内で、たまたま自分自身への勇気づけということで話す機会があったのです。 「なりたい、やってみたいこと、今後の自分。」これがテーマ。 みんなから様々な夢や仕事、役割が出てくる中で私は自分でどうしたいのかな?と考えました。 主人の言葉に続き、ここでも今後に自分について考えるキッカケが出てきたわけです。 独身じゃなく、子どもがいるママとして、40代として、女性として・・・そういった自分を全部ひっくるめて新たなステージに立つことができるのでは?と思いました。 そこで掲げた私のざっくりした野望・・・「社長になる!」でした(笑) 本当にこのざっくりした一言が、私の転機となり動き始めるキッカケになり、無謀にも「じゃ、やってみよう!」と なったのです。おそらくこの講座に参加していなければ、カフェを始めてなかったと思います。 |
私には、上の子を妊娠した際に母親学級で出会いマタ友からママ友へ、そして今や欠かせない存在となったママ友がいます。それが「りっちゃんママ」です。 共に同時期にベビーマッサージの資格を取得した私たちは、5年ほど前に一緒にベビマ教室を立ち上げました。一緒に、時にはお互いの場所で、定期的に講座を行ったりして子育てしながら教室運営をしていました。 なんとなく卒業時期があるベビマに寂しさも感じ、たくさんのベビーやママたちともっと関わりたい!と思っていた私たち。勇気づけ講座に参加し、やる気みなぎった私は勢いづいて翌日には、りっちゃんママに「私、社長になりたい!ママや親子向けのイベントやってみたい。手伝ってくれない?」と相談していました(笑) そんな私の無謀な?持ちかけに、あろうことか「いいよ!」と即答してくれたりっちゃんママ。 イベントを開催するにあたり、企画から運営までたくさんのことを一緒にやってきました。 勢いで行くことが多い私と違って、慎重派のりっちゃんママは私のブレーキ役にもなってくれます(笑) イベントを運営していく中で、定期的に開催できる場所が欲しい。親子カフェをやりたいんだけど、さらに手伝ってくれない?と相談を持ちかけた時も、彼女は即答でした! 上の子がお腹にいるときからの付き合いだけど、タイプの違う二人がまさかこうして一緒に仕事をするとは思わなかったです。でも振り返ってみるともう10年の付き合い。 彼女なしではまさにカフェだけでなく、Keep on Smileを立ち上げることすらなかったと思います。 これが私にとっては必要な出会いであり、原点から支えてもらっている人でもあります。 |
そして最終的にカフェをスタートするにあたって、大きなキッカケをもたらしたのは「親子スリランカ留学」です。 刺激的なスリランカ留学でした!次回はこの「親子スリランカ留学」からお話したいと思います。 |
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2015年8月号