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【第2回】そして、息子の一言 

<第三番目のキッカケは息子の一言>

一日のタイムスケジュールは分きざみで、特に帰宅後が大変です。

6:30  起床
6:40  息子のオムツなどお世話
6:50  主人出勤(朝食は勝手に食べてもらってました)
7:00  自分と息子の朝食
7:20  着替え、保育園準備
7:40  保育園に出発
8:00  保育園に預けてバス停に向かう(走ってました)
8:50  会社に到着

17:10 会社を出る(遅くても18:00にはでる)
18:20 保育園にお迎え
18:50 自宅到着
19:00 お風呂準備 夕食準備
19:50 夕食
20:20 お風呂
20:50 寝かしつける (絵本を読み聞かせながら自分の方が寝ちゃったり)
21:30 主人帰宅 夕食

こんな感じのスケジュールでした。働くお母さんは同じ感じではないでしょうか?

中央線が止まったりすると、もう大変です。

頭の中で、駅⇒保育園⇒自宅⇒夕食⇒風呂 で何時になるかシュミレーションをして、頭がキィー!となったりするわけです。

台風等で新宿に2時間は足止めをくらうことが年に1回はあります。その時は保育園に連絡して再延長をお願いすることになります。
幸い保育園はきちっと対応してくれまして、とても良く息子の面倒をみてくれたので、本当に感謝でした。

キチキチと過ぎる時間の中で、子どもとちゃんと向き会う時間はかなり減り、気がつくと自分は毎日のスケジュールをこなすだけのロボットのようになっていました。

そして決定打が!

息子といつものように夕飯をとっていたときです。

息子が話した内容に直ぐに反応出来て、その話は覚えていないけれど、ケラケラと私が笑ったら、息子がびっくりしたように目を丸くして、「ママ笑った」と息子が嬉しそうに言ったのです。

ショックでした。

笑ったーー?
珍しいの?
そんなに。。?

「ママが笑うの珍しい?」と動揺を隠しながら思わず聞き返してしまいました。

「うん」

いま思い出しても、情けなくて泣けてきます。いままで息子の言葉に真剣に耳を傾けていなかったんだと。

「このままでいいのか」と漠然と思っていたことから「これはイカン」と思う瞬間が訪れたんです。


<四番目のキッカケは早期退職制度>

キッカケが沢山あって、何とかしたいと思ってはいるけど、ズルズルと仕事がやめられない私。

仕事をやめて収入が無くなるのが怖かった。もちろんそうです。

義父母との同居を始めたのに伴い住宅を購入したので、ローンをを返さなくてはならない!
子どもの養育費だってかかるし、老後の資金だって貯めなくちゃならない!
そんな中で仕事をやめるという選択肢があるわけありません。

これは当たり前のコトですよね。

そこに、会社からの早期退職制度の提示が!

実は、提示のアナウンスがあった時は、全くその気がなかったのです。

自分ががんばれば、息子は気持ちをわかってくれると思っていたのでしょうか?
小さい子にどれだけの期待をして甘えているんだろうと、今思うと自分が腹立たしいです。

しかし、持ち帰って制度の条件をみて自分のローン分がなんとかなると分かった瞬間、「辞めれる」と思いました。ゲンキンだと思われるかもしれませんが、決定打となったのは目先の不安の払拭だったのです。

前職を辞めようかなと思ったそれまでのいくつかのキッカケもあり、結局私は辞めるまでに5年ほどかかってしまいました。。

子育てと仕事を両立させているお母さん方は沢山いらっしゃいますが、私には無理だった。逃げるようで嫌だったけど。。いろんな言い訳で仕事がこなせない自分が嫌になったのという部分もあります。

そういう意味でも会社からの提示のタイミングが良く、いくつかのキッカケで「これはイカン」と思っていた背中を押してくれる形となり、とてもラッキーでした。

退職は息子が小学1年生の時です。そして、これからは保育園にずっと育ててもらった息子の育児をやろうと。

子:「ママ 家にいるの?」
私:「いるよー」
子:「ずっといるの?ほんと?」
私:「いるよ」
子:「やったーー!」

今まで「お仕事がんばってね」と言っていた息子からの「やったー!」という声が、とても嬉しかったです!
〜つづく


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2016年1月号

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