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第4回 アメリカの幼稚園・卒園しました
第一回でお伝えしたプリスクールに通っていた息子。 6月、無事に卒業式を迎えました。
といっても、アメリカの夏休みは長く、進級する公立の学校が始まるのは8月下旬。 プリスクールは日本の保育園のようなかたちで
卒園式後も希望すれば8月まで保育を利用できます。
アメリカでは日本と異なり、 公立の小学校や中学校の卒業式は、
格式張った形では行われないようです。 (始業式や入学式も無く、日本人にとっては拍子抜けする感じも…)
ですが、プリスクールでは graduation ceremonyを行なうということで 家族で参加してきました。
まるで大学の卒業生のような角帽とマント風の服を貸してもらい なんとも可愛らしい卒園児たち!
式は日本の卒園式と似たような進行で行われました。 「大人になったら何になりたいですか?」という先生からの問いに
「soccer player」と耳を疑うようなキレイな発音で答えた息子。
まったく英語ができない状態からのアメリカ生活7ヶ月、 正直、まだ会話らしい会話を発しているのは
あまり聞いたことがないのですが、単語や、お友達・先生の名前などは 大人がのけぞるほどのネイティブ並みの発音で言います。
全く英語が話せない中、得意のサッカーなどをきっかけに お友達とも楽しく遊べるようになった様子。
よく、「子どもはすぐ慣れるよ」「すぐペラペラになるよ」と 言われましたが、日々過ごしているとそれほど甘いものでは
ないと思い知らされたこの数カ月間。 新しい生活に慣れていくのは、あくまでも本人の努力と
時間の積み重ねしかなく、楽してバイリンガル…ということは 決してないのです(これに関しては改めて書きたいです!)。
親子ともども無我夢中で過ごしてきましたが、 こういった節目に、あらためて子どもの成長を実感します。
式の最後は園庭に出ていってバルーンリリース。 これから子どもたちの世界がさらに大きく広がるように、と
思わずにはいられない良き一日となりました。
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担任の先生と |
バルーンリリース |
アメリカらしい色のケーキでお祝い! |
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2014年8月号
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