こんにちは!キタザワです。 早いもので、渡米して1年が経ちました。
昨年の到着直後は、感謝祭、クリスマス…とアメリカはホリデーシーズン一色だったことを懐かしく思い出します。(ちなみに、感謝祭は11月第4木曜日でその前後も休日となるので、引越し直後の色々な手続きは連休に入る前に済ませなくてはと、それはそれは慌ただしく動いていました^^;)
11月に来た私たちにとって、本場のハロウィンは今回が初体験。9月から早々にハロウィンモードになるお店に驚きつつ、当日を楽しみにしていました。
最初に体験したのは「ジャック・オ・ランタン」作り。スーパーに立ち並ぶ大きなカボチャを使って顔や絵を彫っていきます。
カボチャはデコレーション用の品種で、中身はほぼ種とワタばかり。はじめに中身を全部くりぬいてから専用のナイフで彫ります。
これが予想以上の面白さ★小学生の娘も楽しんで作っていました。完成したら玄関先に飾り、ハロウィン当日はロウソクやミニライトで照らします。
そして当日にそなえた準備。スーパーに売っているハロウィン用の大袋に入ったお菓子を買います。(不特定多数の子がお菓子を貰いに来るので、手作りのものを配ることはないそうです)また、家の前に彫ったカボチャや、お化けモチーフの飾り、蜘蛛や蜘蛛の巣の飾りを飾るのが一般的な様子。めちゃくちゃ気合いが入っている飾り付けのお宅も多く「さすがアメリカ…」と思わせます。ガイコツやゾンビの妙にリアルな飾りも多く、小さい子にはちょっと刺激が強すぎるかも…(笑)
当日は夕方6時ごろから”trick or
Treat”を開始。住宅街にはたくさんの子どもたち(と付き添いの親)が歩きまわり、玄関のライトを点けたお宅をノックしてお菓子をもらいに行きます。
中には、玄関先に椅子を出してのんびりビールなど飲みながら子どもたちを迎えているお宅も!1時間半もあるけば子どもたちのカゴやバッグにはお菓子がいっぱいです。初めてのハロウィンを親子でぞんぶんに味わえた一日でした。
一般的にはこの”trick or
Treat”に参加するのはせいぜい中学生ぐらいまでのようですが、子どもが大きくなったり、家を巣立った後も、こうして子どもたちにお菓子を配るのを楽しみにされている年配の方も多いのかもしれません。三鷹に住んでいた時も、西児童館のハロウィンパーティで近隣のお宅をまわってお菓子をいただいたことを懐かしく思い出します。子どもの喜ぶ顔が見たくて工夫や準備をしてくれる地域の大人との交流は、きっと子どもたちの思い出に鮮やかに刻まれていくのではないかと思います。
ちなみに、お菓子は歯科医のネットワークを通じて世界各地で任務に当たる米軍兵士に寄付することもできるのだそうです。何ともアメリカらしい…と思わずにはいられません。
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あの「ジバニャン」に挑戦してみました!
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ハロウィン当日の準備
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ライトアップしているお家もたくさん
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趣向を凝らして迎えてくれます
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かなり怖い庭の装飾…
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