こんにちは、キタザワです。お子さんの新入園・入学を迎えるみなさま、おめでとうございます。
我が家も下の息子がこの春、幼稚園を卒園しました。
…といってもお姉ちゃんと一緒にもう学校に通っているのでは?と思われるかもしれませんが毎週土曜日に通っている、「日本語補習校」の幼稚部を卒業したのです。
「日本人学校」、「日本語補習校」の違いが分からないという方が多いと思います。
「日本人学校」は日本の学校と同様に平日5日間、日本語で日本と同じ授業がされますが、「日本語補習校」は、平日は現地校に通う子どもが、土曜日に日本語での授業を受けます。
★Wikipediaの説明はこちら(補習校)
文部科学省のウェブサイトによると(平成24年の情報です)、日本人学校は世界50カ国・地域に88校あり2万人が学んでいますが、北米には日本人学校は4校しかありません。
英語圏は、平日に現地校、土曜日に補習校、非英語圏は日本人学校というのが主流のようです。
補習校の場合は、それぞれの学校により規模はさまざまですが、我が子が通う「ローリー日本語補習校」はわりと規模が大きく、幼稚部(年中から)から高等部まであり200名を超える生徒が通っています。
小学生以上になると、土曜日の4時間授業のみで、日本の国語・算数(数学)の一週間分を学ぶので、宿題も多くなかなかハードな生活です。
それでも日本のお友達と遊んだり、日本のことを学んだり行事を楽しんだり親子ともどもとても貴重な時間を過ごしています。
親の出番も多いですが、土曜ということもあり日本とくらべてお父さんたちも当番や委員、役員に多く関わっているのも特徴です。
アメリカでは、小・中学校の卒業式は特にセレモニーもないようですが補習校の卒業式は幼稚部から高等部まで一緒に行います。
壇上で卒園証書を受け取り、クラスのみんなでお別れの言葉と歌。
それだけでも感慨深いのですが、さらに中等部や高等部の卒業生が行なう卒業のスピーチは、二カ国の文化や勉強を学んできた苦労と努力、そしてそれをサポートする親への感謝の言葉に保護者も涙、涙…。
と、感動的なセレモニーを行いつつも、春休み明けには、また同じ校舎で一年生になります(笑)
これまでの幼稚園のカリキュラムから、1時間目、2時間目…という学校のお勉強に果たして我が子たちは適応できるのでしょうか!?ドキドキ…!
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卒園証書をじょうずに受けとれました!
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教室での風景
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毎週のようにある行事では
役員のお父さんたちも大活躍です
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