こんにちは、キタザワです。
日本はゴールデンウィークに突入し、慌ただしい春の忙しさも一段落ですね。
さて、先日渡米前からお世話になっているアメリカの友人夫妻に先日初めてのお子さんが誕生し、出産前には「Baby Shower」に招待してもらいました。
最近は日本でも知られるようになったBaby Showerとは、妊娠中の女性のために親しい家族や友人を中心に赤ちゃんの誕生を祝うイベントです。
親しいお友達が企画することが多いようですが、今回のBaby Showerは妊婦さんの夫の同僚夫妻が、夫の職場の仲間を招待して開催するものでした。私の夫もその会社に務めているので、私と子どもたちも一緒に参加させていただくことに。
会場は可愛く飾られて、みんなが持ち寄る赤ちゃんへのギフトもたくさん。軽食をいただきながら、思い思いに主役の二人と話したり、みんなでクイズを行ったりしました。
クイズにはこんな質問がありました。
・出産予定日は?
・どちらに似ている?
・眼の色は何色?
・夜中の授乳はお父さん・お母さんどちらがやる?
・お父さんは一日何回おむつを変えるでしょう?
・最初にベビーシッターをするのは、おじいちゃんおばあちゃん?友達?それとも他の人?
…これ、日本人から見ると結構新鮮ではないですか?
「眼の色」はあまり日本では話題にならないのはもちろんですが(^_^;)、
夜中の授乳やお父さんのおむつ替えなど、日本だと結構「お母さんがやって当たり前」と
思われていることも、事前にこうして話題にすることで、
新米お父さんにも「父」になる意識が自然と産まれていくのかな〜と、
私はとっても感心してしまいました。
「ベビーシッター」に関する質問もありますが、日本だと「子どもを預ける」ということもたとえ祖父母でさえお互いちょっとためらってしまったりしますよね(第一子ならなおさら)。一方アメリカでは、子どもを持っても、夫婦で出かけたり、大人の時間を確保することが当たり前だと認識されていると普段から感じますが、こんなところにも現れているのかもしれません。
今回のBaby Showerは、会社のそばのレストランで午後3時から開催。新米お父さんの同僚はもちろん、部の上司も参加していました。こんなふうに、赤ちゃんの誕生を会社のメンバーも祝福する機会を持てると、子育てに対する職場の理解度もぐっと高まるのではないでしょうか。
日本のようにわざわざ「イクメン」を謳う必要が無いほど、お父さんたちも子育てにがっつり関わっているアメリカでは、職場の仲間によるBaby Showerのように、子育てを「当たり前に」応援しサポートできる粋な仕組みがいろんなところにあるのだなあ…と改めて思いました。
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産まれて来る日をみんなで予想!
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飾り付けが素敵☆
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皆からのギフトも
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