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第3回 | 身近にあります!「くらしの危険」 |
こんにちは!寒さも厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか? 私は年明け早々にインフルエンザにやられてしまいました!子どもたちも予防接種はしていましたが、水ぼうそうになってしまうなど、散々な2014年の始まりです。 ・・・気を改めて、今回は、前回までとは趣向を変えて、このコーナーのタイトルに即した「身近なところにある子どもの危険」についてお話しさせていただきます。 |
我が家には6歳と1歳8か月の姉妹がいますが、それぞれが毎日、自由気ままなチャイルド・ライフを満喫しておりまして、お世話をする側(というか、主に妻ですが)は非常に大変です! 「お子さんが小さいうちは誤飲や転倒の危険があるので常に目を離さないようにしましょう」 そんなの当然分かってます!と、子育て中のお母さん、お父さんは言いたくなりますよね(笑) 消費者活動センターには様々な注意喚起のお知らせが届くので、それなりに危険なことに関しては他のご家庭以上に気にはしていますが・・・。 「目を離すなって言っても、ずっと子どもを見ていたら家事ができません。」 「注意してても、ほんの僅かな一瞬の隙をついてイタズラをします。」 これが本音ですよね(笑) 特に「ボタン電池」などは飲み込んでしまったり、鼻の奥に入れてしまうと、接触部分が壊死したり、手術が必要になる重症化するケースもあるので注意が必要です! 私が乳幼児のときには10円玉を飲み込み、真っ青になっていたところを母に逆さ吊りでバシバシ背中を叩いて吐き出させられたり、自分のうんちを食べて(!)歩いていたり、フラフラ歩いていたら目の前に左折してきたバスのタイヤが迫っていたり・・・など、一歩間違えたら、今、こうしてこれを書いていることが不思議なくらいの数々の武勇伝があったようです(汗) 幸いうちの娘たちは味覚にうるさいらしく(?)「誤飲」に関しては、壁のクロスを剥がして食べていたくらいで、洗剤とか硬貨とか電池などの「危険物」は幸い口にしたことがない点は安心です。 しかし、イスの上に立ち上がる、走り回って家具のカドに頭をぶつける、引き出しをあけて指を挟む・・・などは日常茶飯事! 日々、子どもたちの成長を見ていると、大人が思いつかないような行動を取ることが多いため、改めて、身近に思わぬ事故の危険が潜んでいるんだなーと実感させられます。 |
そこで、独立行政法人国民生活センターから毎月「くらしの危険」というリーフレットが発行されています。 これは各号に1つのテーマで子どもに関してのトラブルに限らずタイムリーな暮らしの危険情報が掲載されています。 直近で子どもに関するテーマをあげますと、「電気ケトルによる乳幼児の熱傷」「歯みがき中の乳幼児の事故」「商業施設内の屋内遊戯施設における子どもの事故」・・・あたりがあげられます。 |
おそらく、皆さん、日ごろから当たり前のように注意していることばかりだと思いますが、それでも全国で「骨折」「重度のやけど」などの重傷事例が数多く寄せられていることから、このように今現在もテーマとして取り上げられているわけです。 特に「危ないなー」とは常日頃、思っていましたが、どうしようもないので見過ごしがちだった「歯みがき中の事故」では、転倒することで喉の奥に衝撃で折れた歯ブラシが突き刺さり、命の危険に繋がるような事例もあるとのことで、それを読んで以来、「歯みがき中はうろちょろさせない!必ず大人の目の届くところでさせる!」を徹底させています。 詳しくは国民生活センター発表の「乳幼児の歯ブラシによる事故に注意!」をご覧ください。 また、「くらしの危険」などのリーフレットは三鷹市消費者活動センターにもございますので、何かありましたらお気軽にお立ち寄りください。 |
2014年2月号