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第4回  “ヒヤリ・ハット”について

こんにちは!2月は記録的な大雪が2週連続で降るなど、大変、寒さも厳しい毎日でしたが、いかがお過ごしでしょうか?
私事ですが先日、上の娘が6歳になり、4月からはいよいよ小学校入学!と、娘だけでなく、僕や妻にとっても、ライフスタイルが大きく変化しそうな予感がしています。片方が小学生、もう片方は保育園・・・となるとどのような感じなのか・・・。楽しみな反面、不安もあります。
また、1歳9か月の次女についてはこのコラムを書いている現在、インフルエンザに感染し、保育園をお休み中です。幸い、39度台だった熱も下がってきたようですが、看病をしている妻が今度は熱が出てきたようで、今後、心配です。。。


さて、みなさんは「ヒヤリ・ハット」という言葉をご存知ですか?

「ドラえもんに出てきそうな、帽子みたいな秘密道具」

・・・っぽい名前ですが違います!

「ヒヤリ・ハットとは、重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の発見をいう。文字通り「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもの」である。
wikipediaより

・・・と、あります。

1件の重傷事故の裏には、29件の軽傷を伴う事故が発生しており、さらにその背景には事故にはいたらなかったものの、300件の「ヒヤリ・ハット」事例があるといいます。(これを“ハインリッヒの法則”といいます。)

「ヒヤリ・ハット」の場合、一歩間違えれば非常に危険な事故に繋がる恐れがあったにも関わらず、結果的に無傷だったため、どこかに報告することもなく、「あー、危なかったなぁ・・・」と、心理的にも忘れがち、見過ごされがちなのです。
そういった「あー、危なかったなぁ・・・」という体験談を、ご家族やご友人等の間でどんどん情報共有していただくことが、お子さんが被害に遭われる事故の未然防止に繋がっていくので、どうぞよろしくお願いいたします。

また、そういった「ヒヤリ・ハット」な体験をされた方は、消費者庁の「子どもを事故から守る!プロジェクト」のホームページから、体験談を投稿できるので、「情報共有」という観点からも、ご協力いただけると幸いです。
他の方が投稿いただいた体験談も「皆様からお寄せいただいた体験談と工夫」から読むことができます。
身近な「生の声」が掲載されているので、「えっ、こんなところで!?」など、非常にドキッとする事例が多く掲載されています。
ぜひ、お時間あるときに目を通していただけると、普段、何気なく生活しているそばにも、大きな危険が潜んでいるんだなぁ・・・と気づかされるはずです。


2014年3月号


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