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第8回 | “抱っこひもからの転落に注意してください!” |
こんにちは!最近は涼しくなってきて、過ごしやすく、秋の気配を感じる毎日です。 三鷹市消費者活動センターの近くには保育所がたくさんあるせいか、最近はセンターの前の道路を抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしているお母さん、お父さんをよく見かけます。 |
そんな、便利な抱っこひもですが、このたび、東京都の商品等安全対策協議会において、乳幼児が転落により骨折など重篤事故が多数報告されている状況を踏まえ、「抱っこひも等の安全対策」に着手しました。
■ 重傷な事故事例 1 財布を取ろうとして前かがみになった時に、子供が滑るように抱っこひもからコンクリートの地面に転落した。 (4か月児 外傷性くも膜下出血) 2 抱っこひもの緩みを調整するため留め具を付け替えようとした時に、抱っこひもの横から子供がすり抜けてフローリング床に転落した。 (1か月児 前頭骨骨折) 3 おんぶしようと背負い上げた時に、子供が動いてフローリング床に転落した。 (7か月児頭部骨折) ■ 事故を防ぐポイント 1 抱っこひも(おんぶひも)の着け外しを、立ったまましない! 着け外しは、しゃがんだり、椅子に座るなど、低い姿勢で行いましょう。外出先ではおむつ交換台を利用するなど、安定した場所で行いましょう。 2 抱っこで前かがみするときは赤ちゃんに手を添えて! とっさの時に赤ちゃんを守れるように、抱っこの時は片手を空けておきましょう。かがむ時にはひざを曲げ、赤ちゃんが前に倒れないように手を添えるなどの動作を、日頃から練習しておきましょう。 3 取扱い説明書をしっかり読みましょう! 並行輸入品の場合は日本語で説明がないこともあり注意が必要です。 記載されている抱っこひもを使用する時の注意事項をよく理解しておくことが大事。 使用方法を動画で説明しているメーカーのホームページもありますので、正しい使い方を確認しましょう。 東京都の注意喚起(リンク): http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/attention/kigai-dakkohimo-140808.html 三鷹市消費者活動センター消費者相談室 〒181-0013 三鷹市下連雀三丁目22番7号 相談専用電話:0422-47-9042 |
2014年9月号