ママとパパのリレーエッセイ
ー第4回ー
nanaさん

 今月担当のnanaです。中二の娘と高二の息子がいます。子育て一段落で、第二の人生?スタート???

 ところで皆さん無洗米使ってますか?わたしも忙しくなると、ちょっと罪悪感を持ちながら無洗米のお世話になっています。楽ですよね。一手間抜けるだけで。
 それで、思ったのですが、紙オムツもそうかなって。
 
 昔は布しかなくて、お母さん方お洗濯で泣きましたけど、今は紙が主流です。
 現在、、無洗米が便利派?と お米をとがないなんてけしからん派?が戦っているようですが、オムツもかつては、布派?紙派?で戦って、紙派が勝利を収めましたね。
 無洗米も10年後は勝つのではとひそかに思っています。ビデオのVHS対ベータを思い出しますが・・・・ちょっと違う?

 ところで、紙おむつの普及でトイレトレーニングの時期がだいぶ遅くなっているとききました。時代とともに変わるのだなと妙に納得しました。
 昔、オムツと言えば布だった頃はトイレトレーニングの時期が早かったと思います。それは、はやくオムツの洗濯から卒業したいという母親の心理からではなかったかなと思うのです。ちょっとゆっくりの子は、これで苦しんだかもしませんね。
 今は、早く外れるとおもらしの心配があり、それなら紙パンツやオムツの時期が長い方が楽だからと、つい時期を遅らしていたりしないでしょうか?
 こどもひとりひとり発達の道のりは違います。兄弟でも双子でも不思議なことに違います。持っている力もひとりひとり実に様々です。個性っていいですよね。SMAPの歌にあるように、子供達は、「この世にひとつだけの花」の種を持って生まれてきていると思うのです。 

 それを咲かせるために、親にできることは、他人と比較したり、標準や、平均の数字に惑わされることなく、その子の発達の時期に気付いてあげることではないかと思います。スポーツや音楽、勉強などにも興味を持つ時期、伸びる時期が必ずあると思うのです。
 自分の子育てを振り返って、子供のためとか言いながら、実は自分が楽になるようにとか、自分が安心したいために、親の都合にあわせていたことが多かったかなと、今ごろになって反省しています。トイレトレーニングはひとつの例ですが、親が適切な時期を見分けられるとスムーズに行くことのひとつかななんて思います。
 うちの子はどんな種をもって生まれてきたんだろうと思うと、乳幼児をお持ちのお父さんお母さんわくわくしませんか?我が家の子供達は、身体は大きくなりましたが、芽が出てるんだか出てないんだか・・・・でも、どんな花が咲くのだろうと、じっと待っていようと思っています。

次回はあちゃもさんでーす。


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