娘は二歳半くらいまで飲ませ(二人目の子がお腹にいてホルモンの関係でおっぱいが出なくなった)卒乳。下の子もとことん飲ませてあげたかったが、甲状腺の病気で薬を飲んでいるので、1歳過ぎで断乳をする事にした。断乳はまだ訳のわからない1歳。という話をよく聞くがそれは違うと思った。三日はずっとおっぱいを取り上げられた事に怒りまくり、昼夜大泣き。その後はうなされたように毎晩悲し泣き。おっぱいがはってしまい、搾乳に助産婦さんが来た時の息子の様子を私は一生忘れないだろう。搾乳をしている時間の20分近く、決して私のところには来なかった。 |
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娘は私にまとわりついていたが、1歳の息子は距離をおき、ずっとおもちゃで遊んでいた。母が何をしてもらっているかちゃんとわかっている様子だった。搾乳が終わり、おいでという目をしたら、泣きながら私にすり寄ってきた。助産婦さんも驚いていた。おっぱいとお別れの儀式をしたのかと聞かれたが、特にしなかった。でもぐずられるたび「お母さんが病気でおっぱいバイバイしなきゃならなくてごめんね。」と謝った。この年でも説明すれば母の事情をちゃんとわかってくれる。子供には親の気持ちはちゃんと通じる。あらためて思った。 |
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