ママとパパのリレーエッセイ
ー第15回ー
Tamaさん


 今月担当のTamaです。よろしくお願いいたします。

 子育てにおける疑問とか悩み事というのは、だいたい同じようなものがおおいようで子育て広場などの掲示板やネット上のFAQなどを検索すると解決することも多く、ブロードバンド時代にちょっと感謝したりしています。 
 昨日のことですが、なぜか私しゃっくりが出ておりました。気が付くと2歳の娘もしゃっくりしてるのです。なぜ?早速検索してみましたが、しゃっくりがうつるという記述はみあたりません。単なる偶然か。めずらしいこともあるものだと思っておりました。もしかしたらなんらかの同じ条件で同じようにしゃっくりがでたのかとも思いますが、不思議な気持ちです。しゃっくりを止める方法も発見しましたが、どうも胡散臭いものから科学的なものまでありました。何年も止まらないレアケースもある模様で、ちょっとびびってしまいましたが、まあ娘にはジュースでも与えてみたところ、ほどなく止まりました。
 さてかわいい盛りの娘ですが子育てというより勝手に育っていく人間観察という気持ちもないでもありません、とくに言葉を覚えるメカニズムに感動を覚える日々であります。最初は親のものまねで話す単語だけでしたが、形容詞や動詞もすこしづつ覚えていまではほぼ会話が成立しています。例えばこんな会話がありました。「恵梨ちゃんのパソコンいいねぇ」というと「パパのパソコンいいねぇ」と切り返されました。言葉の活用方法を理解していたのです。こういう日が急にくるので新鮮に驚くわけですね。  
10円玉はどっち?

 10円玉を1枚用意してどちらの手にあるか娘にあてさせる遊びですが、あてられそうになるとこっそり手の中から移し変えたりしますが、娘がやると10円玉が指の隙間から見えているので「こっち」と指差すと違うほうの手をだし、10円玉の手は後ろに隠して笑っています。このゲームの意味を言葉で理解させるのは難しいですがいつの間にか理解しておりました。(笑)
これなんだ?

 用法はおかしいのですが「これなんだ」 娘がいまさかんに使ってるフレーズです。自分の知らないものを尋ねているのです。アンパンマンの知らないキャラクターであったり、食べ物や動物など。質問されて答えに窮するものがあります。大人も知らないものとか(結構いい加減に生きているのを再認識)、同じカテゴリで種類の多いものとか。まあそれはさておき、「これは何ですか」は言葉を覚える基本ですかね。この質問ができるようになると語彙は飛躍的に増えるようです。
英語くらいなぜ話せないんでしょう。

 娘の言語習得をみていれば、大人なら一ヶ月もあればかなり話せるようにはなりそうな気がします。差し迫った必要性がないなんていってるうちに歳を重ねているわけですね。海外で活躍する野球選手をはじめスポーツ選手の習得スピードもすばらしい。イタリア語をあっというまに身に付けて流暢に話す某サッカー選手の例もあり、皆さん遅くはないですね。今日からはじめましょうか

コラムトップにもどる 過去のエッセイを見る