ママとパパのリレーエッセイ
ー第27回ー
えりさん

皆さん、初めまして。えりです。

今春、3歳の娘が3年保育で幼稚園に入園しました。これまでの3年半、私の育児は正解だったのだろうか・・・小さな区切りを迎えた私の心は、ちょっと複雑です。

家事においても育児においてもずぼらママの典型のような私ですが、(掃除も炊事も絵本の読み聞かせも手遊びも苦手です・・)見栄っ張りな性格が災いして他人の目にどう映るかが気になり、娘がまだ善悪の区別もつかない赤ちゃんの頃から、「これはダメ、あれはダメ」と教育ママ、鬼ママのごとく厳しく接してきていたように思います。
だから、娘と一緒の生活の中では、私は8割が「小言ママ」。たまに自己嫌悪に陥りながらも、そんな生活が続いていました。いつも一緒にいると、些細なことにも口うるさくしてしまい、 娘はすっかり親の顔色を伺いながら行動する子、になってしまっていた気がします。

そんな1日中育児から解放されて自由な時間が欲しいわぁ〜」と、かなり前から娘の幼稚園入園を心待ちにしていました。ところが、いざその生活が始まってみると、思いっきり幼稚園生活を楽しんでいるらしい娘を横目に、嬉しいような・・でも、半分以上は寂しいような・・・
娘が幼稚園から帰ってきて「楽しかったよ」と報告するのを聞くと、「ママがいないとのびのびできるのかも・・」と落ち込んでみたり、「この子は、ママを喜ばせようと思ってそう言ってるのではないか・・」 「本当はすごく子供なりにストレスを感じているのではないか・・」 と、いちいち深読みしている私です。

少しだけ親の手を離れた(といっても幼稚園に行っている間だけですが・・)娘の寝顔を眺めながら、「ママは○○のことが大好きなんだよ」「とってもいいお姉ちゃんになったね」と、言い訳のようにつぶやく毎日。完全に親バカですが、怒ってばかりのママを大好きと言ってくれる娘を、今さらながら宝物だなぁ〜と実感するのです。
さて、こんな私ですが、もうじき2人目の子供のママになります。娘は状況を理解しているのかいないのか、「ママの赤ちゃん生まれたら、いい子いい子してあげるね」とか 「○○がミルク飲ませてあげるね」とか、結構楽しみにしている様子です。生まれてきたらやっぱりヤキモチを妬くのかもしれませんが、 3年半の育児の反省も込めて、少しはわがままを聞いてあげたいな・・ と、今は考えています。

上の娘も今度生まれてくる子も、私にとっては欲しくて欲しくて、高度生殖医療の力を借りて、やっと授かった子供です。
娘がいる生活に3年半の間にすっかり慣れきってしまった私ですが、また初心に帰って、ただただ母親になった喜びに浸っていた頃を思い出し、今度こそ、おおらかママになれたらいいなぁ・・と思っているところです。そう言いつつ、今日もまた怒ってばかりのママでしたので、理想のママになれる自信は・・・まだまだ無いに等しいですけれど・・・

ここまで、まとまりのない文章をお読み頂きありがとうございました。それでは、この辺で次の方にバトンタッチしたいと思います。

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2005年5月号