ママとパパのリレーエッセイ
ー第32回ー
ブーカさん

今月、担当させていただく事になったブーカです。こんばんは!
娘が生まれて2年と3ヶ月。彼女とは、おなかにいた頃からだと3年の付合いになります。長いようであっという間の3年でした。
おなかにいた頃は、早く逢いたい半分、だんだん重く辛くなっていく半分で、早く出て来い!なんて思ってましたね〜(世の中の初産時のお母さんの6割はそう思ってましたよね。)それが、出て来て、3ヶ月。1日でもいい!もう1度、おなかの中に。。。と、切に願ったものでした。(8割のお母さんはそう思いましたよね!そして、あの頃は1日が長かった。)
その願いも、日々大きくなっていく彼女を見ていて、無理と気付き、徐々に外で遊ぶ楽しさを覚え、動きの激しくなっていく彼女に振り回され、あっという間に2年が過ぎました。

最近は、イヤイヤハチャメチャ2歳児街道を目いっぱい前進してくれています。(少しは寄り道してくれてもいいんだが。。。)口も達者になり、訳の分からぬ言い訳を連発もしてくる様になって、穏やかな母でいたいと思いつつ、連日の様に阿修羅に変身してしまう私。彼女の寝顔(子どもの寝顔ってかわいいですよねぇ〜昼間は小悪魔、夜は天使)を眺めては反省の日々です。
先々月、いつもは医者要らずの自他共に認める元気娘の彼女が、プールで手足口病をもらい、病院で夏風邪までいただき、ダブルパンチで久々にダウンしてしまいました。手足口病で口内炎・喉に炎症ができ、固形物が食べられなくなり、弱り始めていたところに、40℃超えの熱が3日続いてしまいました。結局、5日間も固形物を食べられず、おっぱいとミルクとババナミルク、イオン水と水分だけ。小児科の先生に「水分が足りていれば、1週間位は大丈夫。」と、言われたものの、弱っている我が子の顔を見るのは辛い。熱のためグズリも多く、夜中、抱っこだったり。。。が、熱が下がると同時に食欲が戻り、急速に回復、復活を遂げました。今更ながらに丈夫な子でよかったと実感。
あんど、5日食べなくとも大丈夫なんだ!と変な自信もつきました。(最近はごはんをイヤイヤで食べなくとも「一食、一日位はいいや。」と思ってしまう、だめ母に。) でも、母も疲れました。風邪をもらってしまいました。熱が出ました。鼻水も。。。復活してしまった彼女に付合わされて、外で遊び、プールにまで行ってしまいました。熱は下がったものの、1週間経っても鼻水は治まらず、膿のような鼻水が出てるし、こめかみの奥もズキズキ痛い!なんか変だぞ?と気付いたら無臭の世界にいました。いつもは臭い彼女のうんち(これはよかったんですが)もカレーを作っていて(これはとても空しい)も無臭。
さすがにヤバイ!と思い、耳鼻咽喉科に行きました。急性蓄膿症の診断!もしかしたら、匂いが戻らないかも?と、ショックでした。たんまりと薬を頂いて帰りました。
帰宅すると、だんなとお留守番していた彼女が待構えていました。「どこにいっていたの?」と自分を置いて行った事に不満たらたら顔。病院に行った事、鼻がくんくん出来なく痛いと説明すると、いつもとは違う母の一大事と察したのか。「大丈夫!ずーっとだっこしててあげるからね。」と、抱きついてきて鼻を撫でてくれました。心配そうな彼女の顔と撫でてくれた手の小ささにジーンときました。母の幸せですね〜。彼女のイヤイヤの激しさに、看病疲れに自分の体調を崩してしまった事が重なり、どーっとブルーになっていた時だけに癒させました。
再度、我が子への愛情と。自分の身体も大切にしないと。と、実感した出来事でした。幸い、3週間を経てだんだんと匂いも戻ってきた完治?いたしました。臭い彼女のウンチもありがたいです。。。

今、子どもの遊びを考える講座を受けています。「保育付き」に惹かれてしまった感は否めませんが、今まで何も考えずに日々だらだらと遊んでいた事もあり、おもしろそうなので応募してみました。講座が始まって、今までで一番考えさせられたことは、「子どもの遊びに認識の枠組を与えたい」と言う事です。
分類は、言語・数量・論理・図形・自然・社会・表現の7つです。外大好き娘のため、外遊び主体ではありますが、葉っぱとか石・虫を眺めては、う〜ん自然だ!とか、数えてみては、数量か?とか、地面に絵を描いては、図形!とかとか。。。子供向けの番組、ビデオ等を見ても、これは何を教えようとしているんだろう??と親の私も考えさせられています。考えながら子どもの遊びを見るのもなかなかおもしろいものです。講座の方は、これから自分たちで「思考させる遊び」を創っていきます。何をどうしていいのか考えはまとまりませんが、とっても楽しみです。

なんとも、とりとめの無い話をずらずらとしてしまいました。すみません。。。
親となり一番に思うことは。健康に心身ともに元気で育ってほしいという事でしょうか。このご時世、辛く悲しい事も多いでしょう、いろんな試練も待構えているでしょう。が、楽しく日々を送ってほしいものです。少なくとも1日1回は声を出して笑える親子でいたいものです。

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2005年10月号