ママとパパのリレーエッセイ
ー第39回ー
きゃあさん

今月担当のきゃあです。宜しくお願い致します。3歳の娘が一人います

小さい頃から子どもが好きで、迷うことなく教師を目指して勉強していた私ですが(現在も通信教育で学んでいます)、自分が母となって一番感じたことは

「人間誰でも生理現象を我慢しているとおかしくなってくる」

でした。

これは本当に大学でもどこでも教えてくれない。いや教わることではないかもしれませんが・・・。
出産後は授乳やおむつ換えなどでまとまった時間で寝られない。

なんてことはよく聞くことです。

時として、
お腹が空いているのに子どもが腕の中で寝ている。でもおろしたら、せっかく寝たところなのに起きてしまうだろうなんて時。

同じく腕の中で寝ているのにトイレに行きたくなった時。

こんな時、つい限界ギリギリまで我慢してしまう人って私だけではないと思います。
眠いのに眠れない。お腹が空いているのに食べられない。トイレに行きたいのに行けない。

これらを我慢するのは非常にしんどいことで、どんなに温厚な人であろうとイライラして、やつあたりする原因になるのではと思いました。

育児ノイローゼになった人の中で助産師さんは意外と多いそうです。子どもが好きで、しかも知識もあるので大丈夫。と思っている人が危ないのですよね〜(><)

もちろん私もその口かもしれません。
私はとにかく対処として、行ける時には前もってトイレに行き(行きたいと思う前に)、食料はすぐに取れる場所に常備しておき(パンやお菓子などをあちこちにおきました)、極力、飢餓状態やトイレ限界状態にならないよう(笑)つとめました。

それでも、外出先なんかではトイレに思うように行けず食べるチャンスがなかったりして「ああやばい!!」と思うことしばしば。そんな時は優しいママではいられません。

「もっとパパが手伝ってくれれば!!」とやつあたりするか、「私ってダメなママ・・・」なんて落ち込むなど、感情のコントロールもきかなくなります。
幸いなことに娘は良く寝る子だったので、睡眠不足はあまり感じませんでしたが、とにかく生理現象は大きなネックに感じました。

そのかわり、1歳をすぎたら超楽チンでした。追ってきますがトイレくらいは行かせてくれます。邪魔はされ、取り合いにもなりますがご飯も食べさせてくれます(笑)。

まだ3歳なので育児はこれからが本番かもしれませんが、少しでも心に余裕を持って育児が出来るよう、<寝ること食べることトイレに行くこと>は常に気をつけて、ベストの状態で子どもと向き合っていきたいと思っています。
冒頭で大学の通信教育課程に通っていると書きましたが、このおかげで育児について冷静に判断することが出来たり、育児の良い気分転換になったりと様々な面で助かっています。

育児をしながらの勉強は時間やお金の苦労が付いてきますが、それに勝るほど得るものが多く、子どもからも多くのことを学ばせてもらっているのを日々実感しています。

母になって思うこと」を簡単にですが書かせていただきました。それでは次の方にバトンタッチします

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2006年5月号