ママとパパのリレーエッセイ
ー第46回ー
さらパパさん

皆様、初めましてこんにちは。小学校1年生の女児をもつ「さらパパ」です。
我が家は、共働きで、なおかつ家内は英会話学校を経営しているものですから、帰宅は殆んど午前様、平日は父子家庭の様な毎日を送っています。

その様な理由もあって保育園の「係り」や、PTAの活動などに参加するのはもっぱら父親である私の役目。もともと私もそのような子どもの為の活動は好きでしたので、これまで自ら進んで参加してきました。
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小鳥の森保育園での3年間のバザー委員では、2年目にバザー委員長も経験させていただきました。高山保育園では行事委員の「夏祭り」担当をやらせていだだきました。
イベント関係の担当というのは大変だけど、子ども達のあの笑顔を見ると、苦労も疲れも無くなりますよね。

そして今年4月、娘が小学校に上がってからも、保育園での乗りの延長で「学童父母会役員」、「PTA役員等選出委員会の委員」、を引き受けました。・・・が、しかし、今まで保育園の時のような「お父さん」の参加者がいないッ。ドキッ!!
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保育園時代は、各種委員会やクラス懇談会などで20人位集まったとすると、2人位はお父さんがいました。私1人だけということはありませんでした。

 ところが小学校のPTAとなると回りはお母さんばかり、幸い会長を務めている方が知り合いのお父さんだったので救われましたが、最初の会合で80名位の全委員が集まった中で、お父さんが私1人だった時は正直「引き」ました。「今まで一緒に頑張ってきたお父さん達は、どこへ行ってしまったんだーッ!!」と叫びたくなってしまいました。
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みんな上の子がいて、PTAのこの状況を知っていたのだろうか?

幼稚園から来た父母達からの情報でも入手していたのだろうか?

色々考えていても謎は深まるばかりでした。

それでもまあ何とか今日まで順調に来ています。

 また、7月には高山小PTAサークル「父親の会」も発足されました。私ももちろん入会して、現在役員の書記を担当しています。会員はまだ10数名ですが、徐々に増えてきています。
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普通であれば、お父さんが学校に来てくれることを、「うれしい」と思う年齢も小学校低学年までと聞いていますし、なにより子ども達にとっては掛け替えのない6年間です。お父さん同士が集まって、遊びやスポーツのイベントを主催していけば、子ども達にとっても思い出に残る楽しい小学校生活となるでしょう。

 また、昨今では、子ども達だけで安全に遊べる場所が少なくなってきています。学校も絶対安全と言い切れる場所ではなくなってきました。今は地域の多くの大人の目で、子ども達を見守り育てていく必要があるのではないでしょうか。
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 このエッセイを読んで頂いてるお父さん、また、お母さんであればご主人にお伝え下さい。ぜひもっとPTA活動に参加して、子ども達の貴重な「今この時のために」「子ども達の笑顔のために」、一緒に頑張りましょう。

 最後はPRになってしまいましたが、今後ともよろしくお願いします。

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2006年12月号