ママとパパのリレーエッセイ
ー第55回ー
シンカンセンママさん

2歳3ヶ月の長男、そして、8ヶ月の男子双子、、、年子で、なおかつ双子、3人の男の子の母をやっています、「シンカンセンママ」と申します。

第二子を、、、と願ったらまさかの双子!!切迫流産、切迫早産による3度の入院。そして臍帯異常による32週での出産。未熟児で生まれた二人はNICU、GCUに2ヵ月半もの間入院していました。

妊娠中の入院は長男と離れなければいけない辛さと、お腹の中で双子は本当に生きているのだろうか?ちゃんと育つのだろうか?という不安との戦いでした。
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退院後も安静が続き、私一人で、二人の命を預かってしまった責任を感じ、私が無理をすると二人の命が、、とハラハラした日々でした。
長い安静生活の末に生まれた二人の出産は、長男の時とはまた違った、喜びでした。

本当に本当に小さかった二人。
それでもしっかりと生きていく二人に命の力強さを感じました。

生後まもなく、胃が破裂してしまった次男が緊急オペ。
生きる可能性は5割。といわれた中でのオペの選択でした。
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術後も1週間ほどは、生きるか死ぬかの日々。

何も出来ない私達両親は、ただただ面会に行って、タッチング(肌と肌を触れ合う)して励ます、そして本人の生きる力を信じるしかありませんでした。
「もう大丈夫」と先生に言われた時は本当にほっとしました。

双子入院中は、搾乳をして毎日面会に行きました。
搾乳量が、母としての証のように感じ、必死で絞っていました。
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長期の入院だったので、直接子ども達に飲んでもらえない私のおっぱいは、だんだんと出る量が減っていくのが不安で悲しかったです。
毎日面会に行くことで、自分自身を励ましていたように思います。

直接母乳をあげられたのも、生後1ヵ月半ほどしてから。
おっぱいを吸ってもらうことが、こんなにも幸せなことだったなんて、と感じました。(第一子のときはそれが当たり前、、だったので。)
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妊娠中から、今もなお、じじばば、友達そして家族、たくさんの人たちの支えがあったからこそ、我が家には3人の息子がいて、元気に暮らすことができています。

3人の子育ては壮絶ではありますが、3人の寝顔や、3人で笑いあっている姿を見ると何ともいえない幸せを感じます。
双子育児の大変さは想像以上で、欲を言えばもっと行政のバックアップがあったらなぁ、とも思いますが、まずは、この楽しい日々を大切に、笑顔たくさんで過ごしていきたいです。
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私達夫婦のことを選んでくれた3人の息子達に、たくさんの幸せをくれて、「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。
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2007年9月号