人間、気がついたら死ぬ当日なのだ、と思っています。後悔や不信の中で生をおえるより、感動と許しの中に死を迎えたいものです。
映像という仕事での野心はあります。例えばブルームはデジタルデータ(apple
prores422という最新コーデック)が完成版ですので理論上重さも姿もなく劣化しません。300年後、知らない国の知らない人が21世紀の三鷹のお母さんの言葉を聞き、心を動かされる、ということは十分にあり得ますし、そうなったら素晴らしいことです。別に300年後ではなくともどこかの誰かの心を動かす可能性があるのが映画です。 |
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そういった目に見えない方々のために真心を込めて作品を作るのが私の理想です。
・・・しかし、人生を彩るのは仕事ばかりではないはずです。自分の関わった多くの方、とりわけ縁あってともに生きる自分の家族との日々が人生の主旋律です。
特に、不思議な必然で出会った妻との間に授かる子供の存在は大きなものであると、日々考えを新たにしております。
娘が妻に宿っているときに、切迫流産、切迫早産で合計5ヶ月も妻が入院していました。
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