けして自分を責めることなく、たまには自分が子供にもどって夢をみたりしてもいいじゃありませんか? 子供のためになることをさがすだけでなく、親のためになることを求めることのほうが、むしろ大切なのかもしれません。なぜかというと、それはやがては子供へとつながっていくからです。親が変れば子も変ります、親が笑えば子も笑うのです。どうか心のなかにぎりこぶしひとつぶんのすき間をつくって、ゆっくりじっくり温かく、子供と接していきましょう。 |
-3- |
|
|
わたしには、いまや成人になったむすこからもらった目に見えない宝物がいっぱいあります。親が子供に何かを与えるなんてとんでもない、子供からもらうもののほうがはるかに多いのです。
子育ての時代は永い人生の中でのほんの一ページ、でも、その一ページが親も子もその先の人生へ大きな影響をもたらしていくようです。 |
-4- |
|