ママとパパのリレーエッセイ
ー第97回ー
岡村雄彦さん

はじめまして。下連雀在住で、現在４歳と１歳の２人の男の子を持つ、まだまだ新米パパです。 このたびは、リレーエッセイへの執筆の機会をいただきありがとうございます。正直なところ、どのようなテーマで書けばよいのかわからず、「おやじの部屋みたか組」のみなさんが書かれたエッセイを拝読させていただきました。改めて、初心に戻った気持ちです。 -1-

私は仕事柄、平日は朝早く夜遅いことがほぼ毎日で、子ども達と接する時間がほとんどありません。そのため、ママには相当な苦労をかけており、本当に頭が下がります。 そのため、多少は「パパらしい」ことができるよう、休日は少しでも多くの時間を子どもと過ごすよう心がけています。 -2-

子どもと遊ぶことはもちろんのこと、ママに代わって子どもをかかりつけの医者に連れて行ったり、買い物に連れて行ったり、絵本を読んで聞かせてあげたり…。下の子も、最近になって「お風呂に入れてくれる人」から「パパ」へ意識が変わってきたような気がします（苦笑）。 　昨年暮れから私に新しい仕事（？）ができました。　 -3-		自宅から徒歩５分程度の場所に「三鷹武道館」があり、毎週日曜日に幼児剣道教室が開かれています。ママが子どもに礼儀を覚えさせたいという考えを持っていたこと、私自身、学生時代に剣道部に所属していたこと、上の子も道場見学した時に興味を持ったことから入門を決め、上の子の４歳の誕生日の翌月に申込みに行きました（入門資格は満４歳以上）。私も久しく竹刀を握っていなかったことから、初心に戻るつもりで子どもと一緒に入門しました。　 -4-
子どもは新しいことにはすぐ飛びつく一方、飽きてしまうことも早いので、正直いつまで続くかな〜（笑）と思いつつ、遊び感覚でもいいから続けてくれればいいなという期待も込めて一緒に稽古しています。 　つい最近、８日間に渡る寒稽古がありました。寒稽古は平日は夕方行われるため、私が参加できず、ママが私に代わり、忙しい中子どもを道場に送り迎えしてくれた結果、なんと皆勤賞をもらいました!!　 -5-		上の子の頑張りにはただただ拍手ですが、ママの協力なくして皆勤はありえませんでした。これまたママに感謝！感謝！です。 子育ては、何事においてもママとパパの協力が必要だと改めて感じた象徴的な出来事でした。 -6-

2011年３月号